乱流特性の基礎と壁面摩擦抵抗低減へのポイント

〜 エネルギー技術と乱流制御、乱流の統計的性質と乱流構造、乱流モデル(RANS・LES・SGS)、受動的乱流制御、能動的乱流制御、乱流燃焼制御 〜

  • 特性に適合した乱流制御法を学び、種々の流体機器における制御法の開発に活かすための講座!
  • 乱流技術の基礎と乱流制御法を習得し、流体機器の高効率化、省エネルギー化を実現するための特別セミナー!

講師の言葉

 近年の環境エネルギー問題を解決するためには、各種流体機器の高効率化、省エネルギー化が一層求められています。工学的に用いられる流体機器の多くは乱流状態にあり、それらの高効率化や省エネルギー化を実現するには、乱流に関する正しい知識を身に付け、場を支配する乱流場の特性に適した乱流制御法を開発する必要があります。本講義では、流体物理学のうち、乱流、乱流輸送及び乱流燃焼を取り上げ、その基礎と応用について理解するとともに、最新の受動的及び能動的制御技術を身に付けます。乱流は、熱・物質輸送を促進する一方で摩擦抵抗や騒音等を増大させるため、各種流体機械、船舶、航空機等におけるエネルギーの有効利用には乱流の適切な制御が重要です。講義を通じて、乱流、乱流熱・物質輸送及び乱流燃焼の基礎と、それらに基づく受動的及び能動的乱流制御法を習得し、さらに熱・物質輸送や燃焼への知的乱流制御技術の展開の考え方を学んでください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年08月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体機器、船舶、航空機、エンジンほか関連企業の方 ・乱流現象、特に壁面乱流による摩擦抵抗を低減することで、流体機器のエネルギー消費量の低減を目指している技術者の方
予備知識 ・流体力学に関する基礎知識。特に粘性流体。
修得知識 ・制御を必要とする乱流構造に関する知識を習得し、それらの特性に適合した乱流制御法を学ぶことで、種々の流体機器における制御法の開発において重要となる知見が得られる。
プログラム

1.エネルギー技術と乱流制御

(1).エネルギー技術における乱流現象の重要性

(2).省エネルギー技術における乱流現象の重要性

2.乱流の統計的性質と乱流構造

(1).乱流速度の統計的性質と簡潔性

(2).基本的乱流場において制御されるべき乱流構造

3.乱流モデル1

(1).乱流モデルの基本的考え方

(2).工学的に用いられるRANSモデルの特性

4.乱流モデル2

(1).ハイブリッドモデル

(2).Large eddy simulation(LES)とSGSモデル

5.受動的乱流制御

(1).壁面表面操作による受動制御

(2).添加物による受動制御

6.能動的乱流制御

(1).MEMS技術を応用した能動制御

(2).プラズマアクチュエータ等による能動制御

7.乱流燃焼制御

(1).乱流燃焼制御の重要性

(2).二次燃料噴射等による受動制御と能動制御

キーワード 乱流 壁面摩擦抵抗低減 エネルギー 乱流制御 統計的性質 乱流構造 乱流速度 RANSモデル ハイブリッドモデル Large eddy simulation(LES) SGSモデル 受動的乱流制御 受動制御 能動的乱流制御 MEMS 能動制御 プラズマアクチュエータ 乱流燃焼制御 二次燃料噴射
タグ 制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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