生体信号処理の基礎と計測・解析ノウハウおよび製品開発への応用 〜デモ付〜

〜 生体信号の計測・解析データの信頼性確保とそのノウハウ 〜

・生体信号データを欠損なく、安定的に計測する実務ノウハウについて、デモを交えて解説する講座

・ノイズ抑制、インピーダンスの低減ノウハウを学び、生体信号処理技術を機器開発へ活かそう!

講師の言葉

 ヘルスケア、ウェアラブル装置業界において、低コストで、各病気の診断に対し確実なエビデンスを持つ生体信号は幅広く注目されています。ただ、「安定的に計測できない」、「アーチファクト、ノイズによるデータの欠損が生じやすい」などのため、生体信号の応用は決して簡単ではありません。
 本講演において、生体信号の概念・予備知識をはじめ、前処理、信号分解、特徴解析、分類の基本手法を説明し、更に深層学習による信号処理の最新アルゴリズムを紹介し、臨床評価に役立てるアルゴリズム性能評価及び判別の有意差検定も詳しく解釈します。
 更に、心電図・脈波計測・解析のデモを通じ、アーチファクト、ノイズを抑制し、インピーダンスを低減するノウハウを勉強し、生体信号処理の解析デモも実施予定です。
 生体信号の基本知識、処理方法、測定方法・ノウハウなどを身につけ、業界のトレンドを知りながら、実務に活かせます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年08月18日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・自社製品の開発に生体計測を活かしたい方 ・ウェアラブル装置の研究開発に関わる方 ・ヘルスケア関連イノベーション企業、医療機器メーカーなどの方 ・人工知能のヘルスケア応用に興味を持つ研究者、開発者の方
予備知識 ・高校物理、大学1〜2年レベル数学
修得知識 ・生体信号の基本概念、生体信号の計測技術、生体信号処理の基本技術、生体信号の解析・分類・自動判読技術、深層学習基礎、臨床・日常生活における生体信号の応用
プログラム

1. 生体信号の基本概念
  (1). 生体信号種類、計測方法、特徴、特殊性
  (2). 信号・ノイズと計測誤差

2. 信号処理の予備知識
  (1). 信号変換、相関、畳み込み、信号モデリング、時間域と周波数域
  (2). フィルタとフィルタリング

3. 生体信号の前処理
  (1). ノイズ除去、Outliner処理
  (2). 欠損値処理

4. 携帯生体信号処理:信号分解・特徴解析・分類
  (1). ウェブレット変換、整合フィルタ、Hidden Markovモデル
  (2). K-meansクラスタリング、ニューラルネットワック、Support vector machine

5. AI時代の生体信号処理:深層学習による信号判読
  (1). 機器学習の基礎
  (2). 畳込みニューラルネットワークの基礎及び応用

6. 性能評価及び有意差検定

7. 心電図・脈波計測・解析のデモ

8. 世界の最新動向
  (1). ウェアラブル装置の問題点及びトレンド
  (2). 臨床治療・診断用先進医療技術

キーワード 生体信号 信号処理 信号変換、信号モデリング ウェブレット変換 整合フィルタ Hidden Markovモデル K-meansクラスタリング ニューラルネットワック Support vector machine 畳込みニューラルネットワーク 心電図 脈波計測
タグ 信号処理生体工学
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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