〜 触覚の基礎と定量化・評価測定システムおよび測定例 〜
・製品に「触感」という新たな付加価値を付与するための最新技術が学べる講座
・モノの触感を正しく定量的に測定・推定する方法を学び、製品開発の現場で活かせるようデモを交えて解説!
〜 触覚の基礎と定量化・評価測定システムおよび測定例 〜
・製品に「触感」という新たな付加価値を付与するための最新技術が学べる講座
・モノの触感を正しく定量的に測定・推定する方法を学び、製品開発の現場で活かせるようデモを交えて解説!
第一部
ヒトは五感を通じて外界を認識する。視覚や聴覚は工学的な理解と利用が進んでおり、こうした感覚の測定・呈示技術は広く普及している。一方、触覚もヒトが外界を知覚する上で重要な感覚チャネルであるが、多くの用語で表現される触覚を正しく、かつ定量的に把握することは容易ではない。
本講演では、はじめに様々な用語で表現される触覚や触感を統計的手法によって整理する方法を紹介する。つぎに、触感知覚のメカニズムを理解する上で重要な触覚受容器の特徴を工学的に理解する。最後に、整理した用語と触覚受容器の特徴を勘案して、モノの触感を定量的に測定・推定する手法を紹介する。
第二部
物質間の摩擦評価(Tribology)では、静摩擦係数と動摩擦係数を求めることにより摩擦の大小を判定して動力計算をはじめ機械設計、表面処理方法、潤滑剤選定などに生かされている。
しかし、感性が付加されたすべり感を評価するには、静摩擦係数の発生する過程と動摩擦領域でのすべり易さ、すべり難さの判定とすべりの状態(スティックスリップ現象の測定評価)を詳細に測定する必要がある。このすべり感は、官能試験などで行われている触感評価にも繋がる要因である。
近年では、化粧品、自動車内装材、タッチパネル、家電製品、洗剤、生理用品、繊維、紙類、塗装面等など日常生活で触れる物質の触感評価(Haptics)が重要視されてきている。我々の生活では、「サラサラ」「ツルツル」「ベタベタ」「ヌルヌル」といったオノマトペを用いてものの触感を表現している。
この的を射ているようで曖昧な表現、言わば定性的な触感表現から定量的な触感評価へ脱却すべく手法の一部をデモンストレーションと共に解説する。
開催日時 |
|
---|---|
開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | ソフト・データ・画像・デザイン |
受講対象者 | ・自動車部品、各種機器、家電製品、化粧品、タッチパネル、塗装面、洗剤、生理用品、繊維、紙類等 における触感の研究開発に関わる方 ・「触感の良さ」を製品の付加価値として付与することを検討されている方、触感に関心のある方 |
予備知識 | ・触感に関心があれば理解が深まります |
修得知識 | ・触感センシングの基礎 ・摩擦評価測定と触感評価測定の相違を学ぶことで、触感の良い製品開発における一助となる |
プログラム |
第1部 触感知覚の基礎と触感の定量化・工学的利用
1. 触感表現の整理
2. 触感知覚の基礎
3. 触感の定量化と工学的な利用
第2部 製品開発に活かすための摩擦摩耗・触覚評価測定システムと測定例
1. 摩擦摩耗・触覚評価の概要
2. 摩擦摩耗の評価方法
3.触覚評価
4.デモンストレーション |
キーワード | 触感 知覚 触覚 摩擦 摩耗 触覚評価 摩擦力 摩耗量 |
タグ | デザイン、トライボロジー |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日