〜 システマチックな設計手法:Ap法・Kg法、変圧器・インダクタ・キャパシタのパワエレ応用・設計時の注意点・トラブル回避策 〜
- パワーエレクトロニクスの肝でありながら、学ぶ機会が少ない、インダクタ・トランスについて体系的に習得する講座!
- コア選定法として確立されているAp法・Kg法から設計時の留意点を学び、インダクタ・トランスの効率的な設計やトラブル回避に活かそう!
〜 システマチックな設計手法:Ap法・Kg法、変圧器・インダクタ・キャパシタのパワエレ応用・設計時の注意点・トラブル回避策 〜
(第1部)
本講義では磁性素子設計の基礎を解説し、磁性素子設計のためのコア選定法としてよく知られているAp法、Kg法を、具体的設計例題を交えながら説明します。基礎理論を抑えることで磁性素子設計の直感を養うことができます。さらに設計の具体例を通して、さまざまなパターンの磁性素子設計が可能となります。Ap法、Kg法による設計は電卓があればできるシステマチックな磁性素子設計法と言えます。
これらを抑えておけば磁性素子のサイズ、損失を実装前にある程度見積もることもでき、パワエレ回路設計の効率化が期待されます。
(第2部)
ミドル−ハイパワー用のパッシブコンポーネンツ(変圧器・インダクタ・キャパシタなど)について、商用電源環境で利用される場合とパワエレ応用で利用される(非正弦波/PWM波)環境の場合について紹介します。そして、それらの違いを明確化しながら、パワエレ応用での特異な点や注意すべき点を解説します。また、パッシブコンポーネンツにまつわるよくあるトラブルとその回避策について紹介します。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備 |
受講対象者 | ・自動車部品、電子機器、重電、パワエレ関連の技術者の方 |
予備知識 | ・電気に関する初歩的な知識があれば理解できるよう、基礎から説明します |
修得知識 | ・磁性素子設計のための基礎知識 ・コア選定法 ・磁性素子設計手順 ・パワエレ応用での特異な点・注意すべき点 |
プログラム |
第1部
1.磁性素子設計の概要
(1).自己インダクタンス
(2).コアのパラメータ
(3).表皮効果・近接効果
(4).フリンジング効果
2.インダクタ・トランス設計技術
(1).Area Product法(Ap)法
(2).Core geometry (Kg)法
(3).Ap法、Kg法を用いたインダクタの設計例
(4).Ap法、Kg法を用いたトランスの設計例
第2部
1.ミドル−ハイパワー・パワーエレクトロニクス
(1).産業応用パワーエレクトロニクスの基礎
(2).パッシブコンポーネンツ
2.変圧器のパワエレ応用
(1).変圧器の基礎(正弦波交流回路用変圧器)
(2).ミドル−ハイパワー・パワエレ用変圧器
a. 整流器用変圧器
b. 電圧形インバータ用変圧器
3.インダクタのパワエレ応用
(1).インダクタの基礎(正弦波交流回路用インダクタ)
(2).ミドル−ハイパワー・パワエレ用インダクタ
a. 整流器用インダクタ
b. 電圧形インバータ用インダクタ
4.キャパシタのパワエレ応用
(1).キャパシタの基礎(正弦波交流回路用キャパシタ)
(2).ミドル−ハイパワー・パワエレ用キャパシタ
a. 整流器用キャパシタ
b. 電圧形インバータ用キャパシタ
5.よくあるトラブルとその回避策
(1).変圧器の磁気飽和・偏磁(ブレーカの思わぬトリップ、変圧器焼損、偏磁・磁気飽和の発生原因・防止策など)
(2).インダクタの磁気飽和によるインダクタンス不足(パワエレ回路の動作不良、過電流発生など) |
キーワード | Ap法 Kg法 パッシブコンポーネンツ 正弦波交流回路 変圧器 インダクタ キャパシタ 整流器 磁気飽和 |
タグ | パワーデバイス、回路設計、電源・インバータ・コンバータ |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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