特許情報の製品開発への効果的な活かし方とそのポイント

〜 特許情報を使った発明方法、特許情報によって製品開発の方向性を決め、使ってもよい技術と悪い技術を知る 〜

・特許情報を有効に活用し、効果的で効率的な製品開発に活かすための講座

・特許情報を利用することで、技術的な問題や知的財産に関する問題の解決方法が学べる特別セミナー! 

・特許情報を利用して意図的に発明を創出するための方法である「Ideation TRIZ」についても解説しますので、製品開発向上のスキルアップにも役立ちます

講師の言葉

 知財担当者の間では特許情報の重要性が認識されていることは周知の事実です。そこでは、特許情報は主に権利関係を明確にするために利用されています。
 これに対して、研究・開発担当者が特許情報を利用するのは、特許出願前の特許調査で得られる先行技術文献との比較検討を行う場合がほとんどではないでしょうか。
 このような状況は、研究・開発担当者にとって非常に残念なことです。なぜなら、特許情報こそが効果的で効率的な製品開発を進めるために最も重要な情報であるからです。
 製品開発の際に求められる条件には、時間的制約、経済的制約、技術的制約、法律的制約、その他の特性で変更できない制限などがあります。このうちの技術的な問題や知的財産権に関する問題の多くが、特許情報を利用することで解決できることを知る人は多くありません。
 今回のセミナーでは、特許情報を利用することで製品開発に関する技術的な問題や知的財産権に関する問題について、具体的なケースごとに特許情報を使ってそれらの問題を解決する方法について説明します。
 また、特許情報を利用して意図的に発明を創出するための「Ideation TRIZ」についても解説しますので、製品開発向上のスキルアップに役立てていただきたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月01日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・製品開発・技術開発・研究開発に携わる方(業種は問いません)
予備知識 ・知的財産の基礎知識があると理解しやすいです
修得知識 ・特許情報を活用し、製品開発に関する技術的な問題や知的財産権に関する問題を解決する方法 ・「Ideation TRIZ」による発明創出法
プログラム

1.なぜ製品開発に特許情報を使うのか
  (1).重複投資を避ける(無駄な製品開発をしない)
  (2).特許侵害で製造・販売できなくなる事態を避ける
  (3).製品開発の自由度を確保する
  (4).市場で優位な立場を維持する

2.特許情報を使って製品開発の方向性を決める
  (1).事業分野の技術動向を知り、自社の有利な方向を探る
  (2).他社動向を知り、開発戦略を決める
  (3).他社の製品開発力を知り、自社の開発体制づくりの参考にする

3.特許情報から「使ってはいけない技術」を知る
  (1).「使ってはいけない技術」の内容とその期間
  (2).特許公報からわかる現在の「使ってはいけない技術」
  (3).公開特許公報からわかる将来の「使ってはいけない技術」

4.特許情報から「使ってよい技術」を知る
  (1).「使ってよい技術」の内容とその期間
  (2).特許公報からわかる現在の「使ってよい技術」
  (3).公開特許公報からわかる将来の「使ってよい技術」

5.特許情報を使って発明する方法
  (1).事業に関連する技術分野の自由技術を使う
  (2).事業に関連しない技術分野(異分野)の技術を使う
  (3).意図的に発明を完成する方法(Ideation TRIZの概要)

6.演習、質疑応答

キーワード 特許情報 特許侵害 開発体制づくり 特許公報 自由技術 Ideation TRIZ
タグ 特許・知的財産商品開発
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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