設計開発段階におけるコスト見積とコストダウンへの活かし方 〜1人1台PC実習付〜

〜 コスト見積に必要な情報、材料費・加工法と加工費の算出法、図面からのコスト見積もりとコストシミュレーションの進め方とポイント 〜

・エンジニアが知っておくべきコスト見積とコストダウンのポイントを修得する講座

・設計段階でのコストダウンの着眼点とすすめ方をマスターし、製品開発に活かそう!

・コストダウンに大きな役割を果たす標準化・共通化についても解説します

※PCは弊社で準備致します

講師の言葉

 コストダウンは、これまで原材料や部品を調達する資材・購買部門や製品を作る製造部門を中心に進められてきました。
 しかし、「製品コストの80%が決まる。」といわれるように製品の開発・設計をする段階でコストが決定づけられています。
 それは、材料費の基本要素である材料の単価や使用量を決めているのが設計者であること、設計者が形状を決めることによって加工方法が制約され、所要時間や加工費についての大半が決まることからも明らかです。
 このため、設計段階では、製品の設計することと共にコストを設計することが必要になってきます。そして、このために開発する製品に対して目標原価が、設定され、その達成を図ることです。
 本講座では、エンジニアが知っておくべきコスト見積の基礎について解説します。そのうえで、Excelの見積ツール(ソフト)を用いて、コストを大きく変化されるよう要因を理解し、製品製作におけるコストダウンのポイントを整理します。
 また、コストダウンに大きな役割を果たします標準化・共通化について、その考え方を示します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年05月08日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製品開発・設計部門の担当者から管理職の方 ・原価企画部門の担当者から管理職の方 ・業務改革に携わっている担当者から管理職の方
予備知識 ・図面を読めること ・加工に関する基礎的な知識を有していること
修得知識 ・コスト見積に関する基礎知識 ・加工に関する知識を深められる ・工順設計のしかた ・設計段階での標準化・共通化のすすめ方 ・コストダウンの着眼点
プログラム

1.経営活動について                              
 (1).利益獲得のしくみ
 (2).原価管理の必要性
 (3).利益向上のポイント

2.コスト見積のしかた
 (1).各種コスト見積の方法
 (2).コスト見積に必要な情報
 (3).コスト見積のフロー
 (4).理論的なコスト見積のしかた

3.材料費の求め方
 (1).材料の種類
 (2).材料費の算出方法

4.加工費の求め方
 (1).加工費の内訳
 (2).加工費率の算出方法
 (3).所要時間の算出方法

5.各種加工方法に関する基礎知識
 (1).各種工法について
 (2).設備機械ごとの各種詳細工程について
 (3).工法ごとの加工限界について

6.設計段階でのコストダウンのすすめ方(演習)
  ・図面からのコスト見積りとコストシュミレーション
 (1).材料費について の着眼点
 (2).加工費についての着眼点
    a. 工順設計によるコスト・シミュレーション
    b. 加工費率からみたコストダウンの着眼点
    c. 所要時間からみたコストダウンの着眼点
 (3).その他費用について

7.標準化・共通化のすすめ方
   ・コストダウンへの役割とそのポイント

8.まとめと質疑応答

キーワード 図面 コスト見積 工程設計 材料データ 加工データ 工順設計 コストダウン 設計標準 工程手順
タグ コストダウン原価・財務・会計設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日