組込みソフト開発現場における効率改善と高信頼化技術

〜 開発における問題の捉え方と効率の改善、高信頼化品質確立と現場改善推進方法 〜

・組み込みソフト開発現場の真の問題を整理し、解決するための知識が学べる講座
・組込みシステムへの要求は増大の一途をたどる中、より効率的かつ高品質なソフト開発を実現するための特別講座!

講師の言葉

IoTやBig dataといった流行り言葉が乱立する中、組込みシステムへの要求は増大の一途をたどっている。組込みソフト開発は、年々規模の増大と複雑化を繰り返し、既に混乱の中にあるといえる。このような状況で、開発をより効率的に進めるためのいくつもの方法が提案されているが、その効能には疑問が残る。

本講義では、努力しているのにうまくいっていると思えない開発者を対象に、開発現場の真の問題を整理し、解決に導くためのヒントを解説する。 特に、開発生産性については、その考え方と管理方法を明確にし、生産性を高めるための方法を紹介し、高信頼性については、考え方を解説した上で、プロダクト開発の実践現場での活動方法を解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年05月26日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・組込みシステム開発の実務を担う部署の管理者、開発リーダー、開発担当者で、現状の開発に対し、開発効率、品質、信頼性に問題があると認識し、解決策の必要性を感じている方
予備知識 ・組込みシステムの実務経験または、それと同様の知識
修得知識 ・組込み開発の現場で起こる問題の捉え方、対処方法の具体策の検討方法、開発効率の改善方法、高信頼化を意識した品質確立の実践技術、実際の現場改善推進方法
プログラム

1. 組込み開発現場の効率改善
  (1). 社会状況の変化と組込みソフト開発への期待
      a. 効率化、時短の要求
      b. コンピュータの進歩、開発方法の変化
      c. 品質問題の重責化
  (2). 組込みソフト開発における品質と効率
      a. 組込みソフトの品質トレンド
      b. 開発効率とは
      c. キーパラメータとデータ採取
      d. 開発効率の管理方法
  (3). 組込み開発の現場で起こっている問題
      a. 要求品質の低下
      b. 品質低下による手戻り工数の増加
      c. ロジックの抜け、漏れ
      d. 計画逸脱
  (4). 解決策
      a. 計画品質を高める
      b. 開発工程の品質を高める
      c. 担当者のスキルを高める
      d. 開発環境の配慮

2.組込み開発現場の高信頼化技術
  (1). 問題と課題の認識
      a. 真の問題の追及
      b. 問題と課題の整理
  (2). 先端的アプローチの問題
      a. XDDP、アジャイル、STAMP/STPA、オブジェクト指向
      b. マルチパラダイム開発
      c. 不安定要素、弱いアーキテクチャ
  (3). 実情の認識と改善点発見のアプローチ
      a. FXATの実情分析と改善点抽出アプローチ
      b. 改善点発見後の活動
      c. ISO、CMMIによる点検
  (4). 今後の展望
      a. 実装の機械化
      b. テストの自動化
      c. コンピュータによる信頼性予知
      d. コンピュータによる開発生産性予知

キーワード 組込みソフト キーパラメータ XDDP アジャイル STAMP STPA オブジェクト指向 マルチパラダイム開発 CMMI 
タグ ソフト管理ソフト品質組み込みソフト
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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