車載統合デジタルコックピットの実現技術とセキュリティ対策

〜 統合コックピットの技術的要素、機能安全の基礎とソフトウェアにおける考え方、コネクテドカーにおけるセキュリティ技術 〜

・自動運転と並び車載機器の大きな流れとなっている統合デジタルコックピット技術を先取りするための講座

・表示が統合されることでシステム全体のコストを低減することができる統合コックピット技術を学び、システム開発に応用しよう! 

・統合コックピットの実現に不可欠な機能安全とセキュリティについても解説します

講師の言葉

 現在、車載機器の動向は大きく二つある。一つは、ADAS、自動運転であり、もう一つは統合コックピットの流れとなる。自動運転は、現在実用化されているレベル2から、アクティブセーフティ対応のレベル3、更に完全自動運転を目指すレベル4の研究が、精力的に進んでいる。統合コックピットは、昨年頃からの新しい流れである。海外では既にAUDIが、メーター、IVIを統合したコックピットソリューションを提供している。表示がメカから、液晶パネルに変わるためBOMコストの増加は免れないが、従来メーターとセンタースタックに分離していた表示が統合されることにより、システム全体のコストを低減することが出来る。また、HMIの多様化により、自動運転における人とのインターフェースがどうあるべきか、という流れにもつながる。
 統合コックピット、自動運転で必須な技術要素が二つある。機能安全とセキュリティの対応である。機能安全において、警告灯、テルテール等においてASIL Bを要求されるケースが多い。このとき問題となるのは、グラフィックスの対応である。Open GLESのような膨大なソフトウェアスタックにおいて、ASILを取得するのは莫大なコストがかかると予想される。この場合、認証スコープを制限することにより、現実的なコストで実現するかが重要となる。また、クラウド連携が当たり前となり、強固なセキュリティが要求される。セキュリティは、デバイスの組み立てから廃棄に至るまでライフサイクルでの管理が必要となる。本講座では、統合コックピット実現のための技術要素を洗い出し、特に、機能安全とセキュリティという二つの重要なポイントを理解して頂くことにある。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車載システムソフトウェア開発に携わる、システムエンジニアならびにプロジェクトマネージャーの方 ・車載システム開発に携わる技術企画ならびに営業の方
予備知識 ・ソフトウェアに関しての基礎的な知識 ・OSに関しての基礎的な知識
修得知識 ・統合コックピットの流れ、技術的な要素と課題 ・機能安全の基礎的な理解、その考え方、グラフィックスにおける困難度、そのソリューション ・今後のコネクテドカーにおけるセキュリティの考え方 ・統合コックピットを実現する一つの方法であるハイパーバイザーに関する基礎的な理解
プログラム

1.変わりつつある車載機器
  (1).激動の車載機器システム、各社の動向
  (2).明確な動き、統合コックピットと自動運転
  (3).ECUの統合化、ドメインコントローラ
  (4).統合デジタルコックピット実現の課題、機能安全とセキュリティ

2.QNX OSの基礎
  (1).QNX OSマイクロカーネルはどのように動くのか?
  (2).QNXのグラフィックスフレームワーク
  (3).サードパーティのHMIフレームワークソリューション
  (4).新しいQNX OS、SDP7.0とは?

3.機能安全の基礎
  (1).機能安全とは何か?特にソフトウェアの機能安全の考え方
  (2).ASILとは、どのように定義するか?
  (3).ハザードリスク分析とは?
  (4).ベイズの定理を理解する
  (5).ベイジアンネットワークによるソフトウェア故障の数値化
  (6).QNXの機能安全対応

4.統合コックピットにおける機能安全
  (1).グラフィックの安全機能をどうするか?
  (2).デコンポジションをどのように利用するか?
  (3).グラフィックスの安全機能対応

5.複数OSの搭載、ハイパーバイザー
  (1).ハイパーバイザーの基礎
  (2).ARM、x86のハイパーバイザーの違い
  (3).グラフィックスの対応
  (4).QNXハイパーバイザーソリューション

6.車載機器のセキュリティ
  (1).コネクテドカーという考え方
  (2).求められるライフサイクルセキュリティソリューション
  (3).OSのセキュリティ
  (4).サイバーセキュリティの対応
  (5).統合コックピットにおけるセキュリティ

7. まとめ

キーワード デジタルコックピット 統合コックピット 車載機器 ECU ドメインコントローラ 機能安全 ASIL ハザードリスク ベイジアンネットワーク デコンポジション ハイパーバイザー コネクテドカー
タグ セキュリティ・暗号コントローラディスプレイデバイスドライバ組み込みソフトGUIOS・言語自動車・輸送機車載機器・部品電装品ECUITS
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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