技術・技能伝承をスムーズに進め、相手に伝わる技術ドキュメントの作り方とそのポイント 〜個別相談付〜

〜 わかりやすい・見やすい文章を書くためのテクニック、ライティング・作成プロセス・人、組織の課題解決策、標準化の事例 〜

・わかりやすく見やすい技術ドキュメントの効率的な作り方を修得するための講座

・技能・知識などのノウハウを他者に見える化するため、技術ドキュメントをわかりやすく、見やすく、使いやすくするポイントを解説する特別セミナー! 

・社内における技術ドキュメントについて課題がある方は、解決のための個別相談に応じます

講師の言葉

 市場のグローバル化に伴い、様々な業種・業態の企業にとって、国際的な競争力アップが急務となっており、そのための品質向上・業務効率化・コストダウン等の課題に取り組んでいます。
 その一方、熟練した技術者・開発者の大量退職の時期を迎え、「どうすればスムーズに次世代の人材を育成できるか」「技能伝承を行えるか」が大きな課題となっています。
 また、企業内の各部署は高度な専門知識を有しているものの、部署間の共有ができていないために十分に活用できていなかったり、共有はできていてもドキュメントの内容がわかりにくいため理解されなかったりといったことが生じています。
 こういった技能・知識などのノウハウを他者に見える化するため、技術ドキュメントをわかりやすく、見やすく、使いやすくするポイントは何でしょうか。
 本講座では、「即効性のあるアプローチとは何か」マニュアル制作会社としての30年の実績をもとに、技術ドキュメント全般に適用できるメソッドをレクチャーします。
 社内、社外利用問わず日常的に作成される、仕様書・標準書・作業手順書・引継書・マニュアルなどの技術ドキュメントに関わっておられる方を対象としています。
 特に、技術者・開発者は、高度な専門知識や技能を有していても、自分よりも知識レベルの低い他者が理解できるように伝えることが苦手な場合があり、技能伝承が思うように進まないというケースも多いようです。
 ・本来の担当業務を遂行しながら手順書を作成しなければならないため、思うように時間がとれない
 ・ドキュメント作成について学んだことがないので、何を書いたらいいのかわからない
 ・他者にとってわかりやすい作業手順書・標準書とはどういうものかわからない
 上記についてお悩みの担当者、また管理者の方は奮ってご参加ください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月26日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・仕様書・標準書・作業手順書・引継書・マニュアルなどの技術ドキュメントに関わっておられる方 ・企業のマニュアル品質管理者の方 ・技術ドキュメントに課題をお持ちの管理者の方 ・マニュアルの標準化やブランディング向上がミッションの方 ・自社のドキュメント品質に課題をお持ちの方、品質を改善したいとお考えの方 ・技術ドキュメントを通じて業務改善を行いたい方
予備知識 ・一般教養知識
修得知識 ・技術ドキュメント作成におけるあるべき姿と指針 ・自社の技術ドキュメント担当者の教育プラン策定のポイント ・ドキュメント作成に関わる問題の原因の分析手法 ・ドキュメント品質向上・標準化のための品質設計やワークフロー構築
プログラム

1.技術ドキュメントの良し悪しを判断する5つのポイントとは?
  (1).目的が明確   
  (2).親切設計
  (3).検索性に優れている
  (4).正確である
  (5).訴求力がある

2.マニュアルに学ぶ  各企業の取り組み事例
  (1).誰もが理解できるドキュメントとは
    ・外国人労働者向け・新卒向け・高齢者向け
  (2).制作コストを削減するには
  (3).内製マニュアルの課題は3つに分類できる
    a.何が書いてあるのか分からない(ライティングの悩み)
    b.どのように進めたらよいのか分からない(プロセスの悩み)
    c.マニュアル業務が属人化している(人・組織の問題)
  (4).プロに学ぶ課題解決のヒント
    a.ドキュメントのプロが使う課題解決のフレームワークとは?
    b.フレームワーク適用の効果
  (5).10社の事例に学ぶ
    a.何が書いてあるのか分からない(ライティングの悩み)
    b.どのように進めたらよいのか分からない(プロセスの悩み)
    c.ドキュメント作成業務が属人化している(人・組織の問題)
  (6).現場で定着を図るためには

3.課題解決アプローチ ポイントその1: 目次および分冊構成のわかりにくさを改善する
  (1).覚えておきたいグルーピング手法
  (2).事例に学ぶ目次改善

4. 課題解決アプローチ ポイントその2: わかりやすい・見やすい文章を書くためのテクニック
  (1).簡潔な文章
  (2).明確な文章
  (3).読みやすい文章
  (4).誤解されない文章

5.課題解決アプローチ ポイントその3: 業務を整理する
  (1).ドキュメント作成の目的を明確にする
  (2).業務のながれを「見える化」する(可視化)
  (3).業務を最適化する(適正化)
  (4).業務を標準化する
    a.ワークショップ? 業務整理の手法
    b.ワークショップ? ドキュメント化の手法

6. 課題解決アプローチ ポイントその4: 関係者間で合意形成を図る
  (1).基本的なドキュメント作成の進め方
    a.企画・設計
    b.様式
    c.執筆・編集
    d.社内チェック
    e.運用・改善
  (2).製造業A社の事例
    a.制作体制
    b.制作現場の悩み
    c.制作プロセスから見た課題
    d.課題解決のアプローチ

7.課題解決アプローチ ポイントその5: 作業マニュアルを標準化する
  (1).なぜ標準化が必要なのか?
  (2).標準化の基本フロー
    a.AsIsを把握
    b.ToBeを描く
    c.レギュレーションの周知
  (3).製造業B社の事例
    a.現状
    b.改善のアプローチ 
  (4).製造業C社の事例
    a.課題
    b.標準化のステップ

8.課題解決アプローチ ポイントその6: 日英同時リリースを実現する
  (1).和文で改善できること
  (2).翻訳メモリを効率的に管理・運用する

キーワード 技術ドキュメント 内製マニュアル フレームワーク 見える化 標準化
タグ コンテンツ取扱説明書技術伝承教育業務改善文章の書き方説明書・マニュアル
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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