電子機器・電装品のシステム設計と構想・基本設計時のポイント 〜演習付〜

〜 ユースケースを考慮した設計と要求の本質、デバイス選定法、電子機器の基本設計・構想設計 〜

  • システム設計の全体像を学び、顧客要求に応じた最適な機器設計に活かすための講座!
  • ゼロベースからシステムを考えて設計するノウハウを学び、信頼性の高い機器の設計・開発に活かそう!

講師の言葉

 現在の設計現場では、設計期間の短縮が求められていて結果として多人数で設計し担当ブロックを細分化することで対応している場合が多く見られます。この弊害として、システム全体を理解している設計者が限られてしまいます。

 また、流用設計が主になり流用元の設計思想が分からないまま設計をしてしまい不具合を引き起こす原因にもなっています。このような状況下でゼロベースからシステムを考えて設計できるエンジニアが減少しています。

 本研修では、何らかの要求があったときにシステムをイメージして設計に落とし込める電気設計者への成長を目指すトレーニングとなっています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年05月24日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器の設計・開発実務に関わる方 ・上流設計者を目指す方
予備知識 ・電子機器設計の実務に携わる方であれば、特になし
修得知識 ・マイコン、システムLSIの選定方法 ・電子機器の最適なシステム設計手法 ・仕様への落とし込み ・ブロック図の考え方 ・ソフト、メカ設計者との連携
プログラム

1. 電子機器のシステムを設計する

(1). 汎用システムと専用システム

(2). システム設計とは

(3). 制約条件を考慮する

(4). トレードオフ設計

(5). ハードウェア設計で考慮すること

(6). ブロック図

(7). 設計の優先度

2. ユースケースを考慮した電子機器の設計:要求の本質を理解

(1). ユースケースとは

(2). ハードウェアの非機能要求について

(3). システムの負荷について

(4). システム全体視点での負荷について

(5). システムの最大負荷について

(6). リアルタイム性について

(7). フェールセーフとフールプルーフ

(8). 信頼性設計について

3. デバイスの選定法

(1). システムLSIの選定ポイント

(2). システムLSIの機能について

(3). 外部メモリについて

(4). 外部メモリの選び方

4. 電子機器の基本設計・構想設計

(1). 必要な機能、性能を精査する際に考慮すべきこと

(2). 各ブロック間接続における信頼性の高い設計

(3). 部品選定のポイント

(4). 電源設計で注意すること

(5). 状態遷移と消費電力の変化を把握することの大切さ

(6). 基板の大きさの検討方法

(7). 制約条件を考慮して要求を満たす方法

(8). トータルコストの算出方法

ゼロベースでシステムをイメージするためのトレーニングとしてブロック図の演習を入れています。何らかの要求があった時に設計するシステム全体をイメージできるためのトレーニングを目的としています。

キーワード 電子機器 システム 構想設計 要求 仕様 マイコン LSI ブロック図 メカ設計 ソフト設計
タグ 電子機器電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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