PMモータの基礎と電磁設計による最適化のポイント

〜 PMモータの機器定数と電磁設計、有限要素磁場解析を用いたモータ構造の最適化技術 〜

・目標出力を得ることができるモータを簡易的に設計できるようになるための講座

・有限要素磁場解析を用いたモータ電磁構造の最適化設計法を修得し、高性能なモータ開発に活かそう!

講師の言葉

 本講座では、アプリケーションで要求される速度−トルク(もしくは速度-出力)特性を実現するPMモータの設計法について、モータの電圧方程式をベースとした手法を解説します。
 最初に機器定数を算出する基本設計手法について解説します。モータのステータ外径やロータ外径、ターン数などの基本パラメータを導出した後、有限要素法を用いてどのように最適化を行えばよいかについて解説します。
 また、効率の算出方法をPWM制御を考慮した鉄損解析手法について解説します。最後にモータの製造工程・方法について解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年02月28日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・PMモータを初めて設計する方、基礎から学び直したい方 ・モータ設計の時間を短縮したい方 ・モータの高効率化、低損失化のための実践的手法を学びたい方 ・家電製品・産業機械・電気自動車のモータ設計技術者
予備知識 ・電気機器(モータの基礎)、電気回路、磁気回路、パワーエレクトロニクスの基礎知識がある方が望ましい
修得知識 ・モータの速度−トルク、出力特性とパラメータの関係が理解でき、目標出力を得ることができるモータを簡易的に設計できるようになる ・有限要素磁場解析を用いてモータ電磁構造をどのように設計していけばよいかが理解できる
プログラム

1.PMモータの構造とトルク発生原理
 (1).ステータ構造(分布巻、集中巻)
 (2).回転磁界とは
 (3).永久磁石同期モータのトルク発生原理
 (4).ロータ構造(表面磁石型、埋込磁石型)
 (5).永久磁石材料(特性と不可逆熱減磁)
 (6).電磁鋼板

2.PMモータのモデリング
 (1).永久磁石同期モータの電圧方程式と等価回路
 (2).三相二相変換とd-q軸変換
 (3).機器定数と電流べクトル制御法
 (4).モータ定数の計測方法(誘起電圧、インダクタンス)

3.PMモータの機器定数と電磁設計
 (1).要求される負荷特性(速度−トルクカーブ)
 (2).機器定数で変わるトルク、出力特性
 (3).機器定数で変わるトルク、出力特性
 (4).機器定数を満足するモータ設計法

4.有限要素磁場解析を用いたモータ構造の最適化
 (1).有限要素法
 (2).磁石形状とフラックスバリア
 (3).コギングトルク低減設計
 (4).鉄損解析
 (5).連携解析と連成解析

5.モータの製造工程・方法
 (1).構成部材と素材
 (2).製造工程
 (3).製造方法
 (4).試験方法等

キーワード PMモータ トルク 有限要素磁場解析 PWM制御 鉄損解析 回転磁界 ステータ フラックスバリア コギングトルク低減 連携解析 連成解析
タグ モータ
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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