空力騒音の現象解明と低減対策技術

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電気・機械・メカトロ・設備
空力騒音の現象解明と低減対策技術

〜流れ場中の音波、流体関連自励音、騒音の計測法、回転騒音発生の抑制、アクティブ・コントロール〜

・機器の性能向上に伴い深刻な問題にもなっている空力騒音のメカニズムと対策方法をマスターするための講座

・空力騒音の発生や伝播、低減の現象を理解し、予測と抑制法に活かし、製品開発に応用しよう！

講師の言葉

　空気力学的に発生する騒音は様々な機器で経験され、しばしば深刻な問題となっています。近年は環境適合性への要求が非常に高まっており、一方で機器の性能向上に伴って音が増大することも多いため、空力騒音への対応が益々重要になって来ています。
　本講義では空力騒音の発生や伝播、低減の現象を理解し、予測と抑制法を考究する際に必要な基礎的知見を得るため、空力音響学の基礎を分かりやすく解説します。特に音の物理現象の把握と理論的な取扱いについて理解して頂き、広範な問題に対処する工学的な基礎を理解していただこうと思います。また、騒音の評価や制御などの実践的な技術についても基礎を講義し、実務に役立てて頂こうと思います。数値解析についても概要に触れます。

セミナー詳細

開催日時	2017年02月28日(火) 10:30 ～ 17:30
開催場所
カテゴリー	電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者	・空力騒音に悩む技術者、空力音響学の初学者・家電機器、コンピュータのファンやターボ機械、車両、空調、プラント機器、航空機関連で空力騒音の対策担当の方
予備知識	・流体力学に関する基礎知識があると理解が深まります・基本的な数学
修得知識	・空力騒音の現象論・空力音発生と伝播の基礎理論・空力騒音問題解決への理論的アプローチ・空力騒音の評価法・騒音低減法の事例と展望
プログラム	１．序論：空力騒音問題の実際と現象の概要２．音響学の基礎　　（１）．音速　　（２）．有限振幅音波　　（３）．音の強さ　　（４）．波動方程式　　（５）．音響特異点：音響単極子、音響双極子、音響インピーダンス　　（６）．Green関数の基礎３．音波のダクト内伝播と放射　　（１）．ダクト伝播とダクト遮断　　（２）．音響壁による減衰効果　　（３）．放射インピーダンス４．流れ場中の音波　　（１）．一様流中の音響波　　（２）．Lighthillの理論　　（３）．次元解析と速度指数乗則　　（４）．ジェット騒音　　（５）．固体壁との干渉　　（６）．回転騒音　　（７）．動静翼干渉と発生モード　　（８）．渦度の影響　−Howeの理論ほか５．流体関連自励音　　（１）．せん断層と固体壁の干渉による自励音　　　　　ａ．エッジトーン　　　　　ｂ．円形ジェット　　　　　ｃ．ホールトーン　　　　　ｄ．キャビティトーン　　（２）．カルマン渦音　　（３）．旋回流による自励音　　（４）．超音速噴流による自励音６．騒音の計測法　　（１）．音響計測および非定常空力計測の基礎　　（２）．騒音の評価　　　　　ａ．音の大きさ　　　　　ｂ．周波数分析　　　　　ｃ．パワーレベル　　　　　ｄ．音源の特定７．空力騒音の低減技術　　（１）．騒音・振動制御材料　　（２）．回転騒音発生の抑制　　（３）．音響ライニング　　（４）．ジェット騒音の抑制　　（５）．アクティブ・コントロール８．空力騒音の数値解析　　（１）．数値解析の基礎　　（２）．解析事例
キーワード	空力騒音　風切り音　騒音低減　ジェット騒音　空力音響学　音響波　回転騒音　自励音　カルマン渦音　周波数分析　翼端渦音　音響ライニング　アクティブ・コントロー
タグ	振動・騒音
受講料	一般 (1名)：49,500円(税込) 同時複数申込の場合(1名)：44,000円(税込)
会場

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03-5322-5888

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