生産計画・生産スケジューリングの基礎とシステム化のポイント 〜デモ付〜

〜 生産に関わる計画業務の理論と実践、基準計画、生産量計画、生産日程計画 〜

生産計画業務で利用されるMRPや生産スケジューラの利用時における勘所を解説する講座

生産管理の中で最も難しい計画業務のシステム化とその運用のポイントが修得できる特別セミナー!

講師の言葉

 製造業においていかに効率的に生産するかは競争力に直結します。その生産を実現する上で重要な業務は「計画業務」です。計画業務とは、販売計画・生産計画・調達計画のことで、多くの企業では計画業務はExcelをベースに行っています。この業務は属人的業務の代表選手で、その情報は本来全社で共有すべき情報ですが、Excelを利用しているため、情報共有はExcelを配信する方法しかありません。また、Excelも関数だけならいいのですが、マクロ付きExcelだと引継ぎが困難で、人事異動や退職などの際に引継ぎをしても、変更できず挫折することもよくあります。
 こうした計画業務のシステム化は、生産管理の中で最も難しいと言われています。計画業務で利用されている一般的なツール(MRPや生産スケジューラなど)の基礎知識と利用時の勘所を実機デモや実習などを通じて解説します。実際の業務でお困りの点があれば、サンプルをお持ちいただければ、具体的なアドバイスも致します。また、復習のために、参加された方には私の著書「基礎から学ぶ生産管理システム」を配布いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年02月14日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・製造業における計画業務の基礎知識を得たい方や生産計画業務に携わっている実務者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・工場における計画で使用する代表的なシステムの役割 ・スケジューラなど生産計画で利用するツールに対する知識と利用時の勘所
プログラム

1.生産管理業務の全体概要
  (1).生産管理における4つの活動と2つの管理サイクル
  (2).生産管理業務における計画業務の位置づけ

2.基準計画 〜年次生産計画〜
  (1).基準計画は各活動のシナリオ
  (2).基準計画立案の進め方とシステム化のポイント
  (3).基準計画を達成するために必要な「活動評価」

3.実行計画 〜生産量計画〜

  (1).生産量計画の考え方
  (2).生産量計画の代表選手MRP
  (3).MRPの考え方と体験(演習体験)
  (4).MRP利用における課題と対策

4.実行計画 〜生産日程・順序計画〜 スケジューラ利用した実演
  (1).生産日程計画と生産順序計画の位置づけ
  (2).生産スケジューラの基礎知識
     a.スケジューラでできること
     b.スケジューラを使う際に必要なマスタ
     c.スケジューラでできること(ガントチャートなど)
     d.スケジューラ利用時に勘所
  (3).生産スケジューラ実機デモ
  (4).生産スケジューラ導入における失敗事例に学ぶ
     a.計画業務が属人的になる訳
     b.属人性はなくせるのか

5.まとめ 計画業務の成否のカギ「情報アンドン」
  (1).計画システムの成否のポイントは・・・・
  (2).計画を達成するために必要な「活動監視」
  (3).生産活動における監視センサーと計画変更

キーワード 生産計画 基準計画 活動評価 活動監視 生産量計画 MRP 順序計画
タグ シミュレーション・解析生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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