ゴム製品の疲労寿命予測と信頼性確保およびトラブル対策

〜 信頼性の考え方、定義、防振ゴムの機能、特徴、疲労・寿命予測、S-N線図、熱・オゾン劣化、接着剤のトラブル対策 〜

・疲労寿命予測に用いるための要素について詳しく解説する特別講座!

・講師の長年の実務経験を基に適切な耐久試験の条件設定技術を修得し、製品開発に活かすための講座!

講師の言葉

 市場における自動車用防振ゴムの疲労寿命を予測するには、自動車での使われ方や環境情報と防振ゴムの疲労特性情報が必要です。しかし、それぞれの情報は、それぞれの企業体が秘匿の範疇とすることが多いのが実態です。

 そこで疲労寿命予測に絞り込んで情報を得ることが出来た結果、市場での寿命予測が可能となり、実際の製品開発に適用しています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年02月03日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・ゴム製品、自動車、車両、機械部品関連の方 ・防振ゴムの疲労寿命試験の目標設定、防振ゴムの疲労寿命試験、防振ゴムの信頼性設計等の業務に携わっている方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・市場の寿命予測、マイナー則、S−N線図、アレニウス、T−t線図  ・疲労試験の設定に必要な基礎知識 ・防振ゴムの疲労特性と耐久試験設定法
プログラム

1. 信頼性の考え方

  (1). 信頼性の定義

  (2). 市場と部品開発の関係

2. 防振ゴムの機能と特徴

  (1). 防振ゴムの機能と劣化

  (2). 一般的なゴムの特徴

  (3). 主なゴムの種類と用途

  (4). 自動車シャシーでの材料選定

3. 寿命予測の考え方

  (1). マイナー則の適用と等価頻度の算出

  (2). 寿命推定の方法

  (3). 市場負荷の捉え方

  (4). 自動車シャシーの環境条件

4. 防振ゴムにおける疲労寿命予測の問題点

  (1). 寿命予測の問題点

  (2). 疲労強度の特徴

5. S−N線図の傾き

  (1). S−N線図の傾き

  (2). S−N線図の取り扱い方

  (3). 金属疲労のS−N線図の傾き(溶接継手)

  (4). 防振ゴムのS−N線図の傾き

  (5). S−N線図における平均歪の影響

6. 市場入力の特徴

  (1). 2次元レインフロー

  (2).変動入力と平均入力

7. 部品の耐久性ばらつきの相場

  (1).部品の耐久性ばらつき要因

  (2). 静的ばね定数ばらつきの分布と耐久性ばらつきの分布

  (3). 異物による耐久性の変化

8. 熱劣化の考え方

  (1). 熱劣化を表す材料特性

  (2). 高分子材料の劣化反応式

  (3). T−t線図の作成方法

  (4). 疲労試験における熱負荷の加え方

  (5). 熱へたりの考え方

  (6). 疲労試験における自己発熱

9. オゾン劣化

  (1). オゾン劣化特性

10. 接着剤のトラブル

  (1). 接着の構成

  (2). R−C破壊の原因と対策

  (3). M−C破壊の原因と対策

キーワード ゴム 耐久信頼性 疲労寿命予測 ワイブル分布 熱劣化 マイナー則 S-N線図 オゾン劣化 T−t線図
タグ ゴム寿命予測信頼性試験・故障解析疲労
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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