Spiceによる回路設計の基礎と応用設計例 〜演習付〜

〜 Spiceの過度現象解析事例、解析実行エラーの原因と対策、応用設計例 〜

・Spiceを回路設計に安心して適用し満足できる結果を得る為の講座

・Spice活用における代表的な機能や陥りやすい問題点を学び、効果的に回路設計に活かそう!

講師の言葉

 Spiceと呼ばれるソフトウェアが回路設計支援ツールとして開発・導入されてから40数年が経過し、現在ではSpice自体も販促ツールとして無償で配布されるようになってきています。SpiceなどのCAEツールはもはや設計には必須とも言えるのですが、ツールは所詮 「道具」 にすぎません。

 やみくもに使えば 「うまく動かない」 、 「違った答えを出す」 ときもあるが故に、『CAE』 という3文字に加えて 『V&V 検証と妥当性』 思想はツール活用には必須のものなのです。

 本セミナーは関西の某電子部品の電源事業で40年に亘ってモノ造りの現場に従事し、会社方針に先行してSpiceを設計に適用してきた経験をこれらの観点でまとめました。

 本セミナーではSpiceを回路設計に安心して適用し、かつ満足できる結果を得る為に

・Spiceの動作原理

・Spiceが持っている解析能力

など設計に活用できる代表的な機能や、意図しない結果が生まれる背景についてわかりやすく解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・フリーソフトのSpiceを導入したがうまく設計に適用できないと悩んでいる方 ・Spiceの答えが実験や実際と異なっていると悩んでいる方 ・Spice活用設計の検証を行う設計責任者の方 ・設計の効率向上を課題とされている方
予備知識 ・特に必要としません、設計の流れを理解されていると、より理解が深まります
修得知識 ・Spiceは何を、どうやって、解いているのか? ・Spiceが動かない、すぐ止まるのはなぜ、対策はどうする? ・Spice解析で陥りやすい誤った結果、問題点 ・Spiceの回路設計への応用、いわゆる、Spiceは回路設計のどの場面で威力を発揮するのか *演習を行いますので関数電卓をご持参下さい
プログラム

1.Spiceは何を、どうやって解いているのか?

   (1).節点法とは

   (2).非線形解析の実際

     ・ダイオードの特性解析

2.Spiceの過渡解析

   (1).前進法と後退法の特徴

   (2).キャパシタンス素子とインダクタンス素子

      ・過渡現象解析事例

   (3).理想電圧源の組み込み

解析実行エラーの原因と対策

   ・実行エラーの原因

   (1).回路の特性によるもの

   (2).理想化の問題

   (3).解析設定条件によるもの

     ・さまざまな解析トラブル事例

4.Spice応用設計例の紹介

   (1).パラメトリック解析で定数を決定する

   (2).フーリエ解析で歪を確認する

   (3).工程能力を設計する

      ・モンテカルロ解析でバラツキを予測する

      ・ワーストケース解析(W.C.解析)で仕様を確認する

      ・W.C.解析の問題点

5 .回路設計問題以外への適用例

    ・自然対流問題をSpiceで解く

6.まとめと質疑応答

キーワード Spice キヤパシタンス パラメトリック解析 フーりエ解析 モンテカルロ解析 ワーストケース解析 自由対流問題
タグ シミュレーション・解析回路設計電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日