技術者のための最適表現による文章の書き方実践講座

〜 より確実に、より的確に伝える書き方の基本、文章の改善・相手を動かす最適表現法 〜

・最適・効果的に表現すべき内容を「スラスラと書ける」ための実践講座!

・望ましい表現にするための「書く」練習、「書く」を改善し最適な表現形式を修得する特別セミナー!

・自分では気づかない文章の「くせ」、「悪い表現法」を見つけ出し、改善のポイントを修得出来ます。



講師の言葉

表現する力とは何かを考えてみてください。
 表現する内容を持っていなければ書けるはずもありません。内容を整えるための視点を、自分に向かって、周りに向かって、社外に向かって持っていなければなりません。内容を持ってから、書く技術があります。ただ書くだけでは、時間の無駄でしょう。読んだ人が納得して、行動してくれれば表現した意味が出てきます。できれば読んだ人が感動してくれれば、さらに良いでしょう。
 書くための技術、表現内容を貯めるための方法、書き易くするための「決めてのフレーズ」、内容の精度を上げる方法をお話ししましょう。同時に練習をしてみましょう。きょうから、文章表現が得意になるための1日目です。従来の報告書の意味を超えてみましょう。

(株)日本テクノセンター  専属講師

(株)シードウィン 役員   ドラッカー学会 会員

著書: 人間力 CAIの導入方法 創造発想手帳 

———————-講師からのメッセージです——————————

 言葉は日常の道具です。言葉で、知識、情報、感情を伝えています。人と対面して、表情、声のトーン、身ぶり手ぶりに言葉を載せて伝えています。電話では、声のトーン、強弱に言葉を乗せて伝えています。電話では、表情、身ぶり手ぶりは乗せられませんから、相手の状況にちょっと注意をしなければいけません。メールになると、表情や声のトーンがなくなり、言葉だけで伝えねばなりません。メールはまだ楽かもしれません。相手から返信があれば、言葉のやり取りができますから、伝えられている程度、相手の状態を想像できます。文章だけになると、言葉だけが手段です。表情、声のトーン、動作が省略されます。さらに、相手の反応を窺うのも難しくなります。言葉だけに全てを乗せて伝えねばなりません。手紙はまだ楽で、特定の相手ですから、相手をイメージして伝えられます。

 報告書も、プロポーザルも、論文も、言葉にすべてを託します。誰が読むか分かりません。さらに言葉の工夫が必要になります。そのようにして表されているから、文章の作者が、文章に乗っかってしまいます。「文は人なり」と言われてしまいます。逆に言葉だけで見知らぬ人と握手ができるかもしれません。

 「冷たい上司」「固い味付け」「それはそれは、大変」「知識と行動」これらはすべて表現技法です。ちょっとした工夫で、報告書も真面目に面白くなるかもしれません。この表現にも2つの技法が入っています。

 自分を上手く表しましょう。説得せずに説得をするのも一つの方法です。このセンテンスは同語反復法と言います。

 ご自身の文章に輝きを(この表現も技法の一つ)。

 ご参加をお待ちしております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月26日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・最適な文章、効果的な文章の書き方を学びたい方 ・説得力のある文章を目指している方 ・わかりやすい、共感を得られる文章を目指している方
予備知識 ・特に必要ありません、どなたでも参加可能です
修得知識 ・表現テクニカルの知識と技法 ・適切な表現構造と論調の知識 ・文章表現をする時の意識すべきポイント ・文章の基本構造、書き方、ご自身の特徴と仕事での活かし方
プログラム

1. 読みやすくする日本語表現基準
  (1).読みやすくなる表現制限事項
  (2).表現形態、構造

2. 参加者の事前課題文章の分析からの解説
  (1).表現テクニカル評価
  (2).思考形態と職種志向評価
  (3).読者の好感度評価

3. 全国紙社説にみる表現構造 文章分析論から
  (1).使われている品詞の構成
  (2).漢字とひらがな比率
  (3).キーワードの持ち方
  (4).単語使用の重複性
  (5).説得性の構造 コミュニケーション原理
  (6).主張する単語群と補完する単語群

4. ご自分の文章を自分で添削
  (1).自分で添削
  (2).添削された内容比較

5. 報告文で上司を感動させる
  (1).感動させる表現の上手さ 頭括式論述と簡潔さ
  (2).視点を柔軟に持つ 日常のキーワード設定
  (3).表現のための5つの視点ポイントと3つのバランス
  (4).現象と現実の比較、そして、自身の行動結果

6.例文を添削する(視点と表現技術を確認する)
  ・添削をするための5つの例文を用意しています
 
7. 表現内容を完璧に近づけるための発想方法
  (1).内容を完璧にする条件
  (2).決めてのフレーズを用意しよう(サンプルを用意しています)

8. まとめ
  (1).全体のまとめ
  (2).自習の方法

キーワード 文章力 最適表現 文章分析 書き方 文章表現 表現構造 表現テクニカル 文章改善 文章の分析 文章の添削 自由課題文章 表現テクニック スラスラと書 表現すべき内容 文章徹底学習 文章徹底研究
タグ コミュニケーション取扱説明書英語企画書・提案書技術伝承人材育成説明書・マニュアル仕様書・要件定義
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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