〜 設計者に必要な原価計算の方法、製品の適正機能・品質を追求した適正な原価の作り込みとコストダウンへの留意点 〜
・戦略的に原価企画活動を展開し、原価と品質の作り込みを実現するための講座
・原価計算の具体的な進め方、コストダウンの可能性分析と実現方法のノウハウを修得し、製品開発に活かそう!
〜 設計者に必要な原価計算の方法、製品の適正機能・品質を追求した適正な原価の作り込みとコストダウンへの留意点 〜
・戦略的に原価企画活動を展開し、原価と品質の作り込みを実現するための講座
・原価計算の具体的な進め方、コストダウンの可能性分析と実現方法のノウハウを修得し、製品開発に活かそう!
設計が終わり図面完成した段階で製品原価の80%、品質は90%が決定します。他社製品と差別化し、顧客に価格メリットを感じさせるためには、製品の適性品質を確保した原価管理がポイントになります。設計段階で目標原価を設定し、それを達成するための仕組みが原価企画です。
の時代、製造業で業績が向上している企業の共通点は、戦略的原価企画活動を展開し、それを活用した原価と品質の作り込みに取り組んでいることです。原価企画のプロセスを戦略的に機能させるには、事前の原価計算・原価情報、コストダウンの可能性分析とその実現方法が重要になります。
本セミナーでは、戦略的原価企画活動での原価計算の具体的な進め方、コストダウンの可能性分析とその実現方法などのノウハウを解説します。適性品質を追求しての原価の作り込みや標準化、各種ITツールを活用したコストダウンの手法などを具体的に紹介します。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 | ・企画部門、開発・設計部門、生産技術部門、製造部門、資材・購買部門、外注部門の方 ・事前の原価計算でお困りの方々や適性品質を追求しての原価の作り込みや標準化およびコストダウンの手法について具体的に学びたい方 |
予備知識 | ・予備知識は特に必要ないが、実務経験があれば、より理解が深まります |
修得知識 | ・技術者に必要な原価計算のやり方が身につきます ・製品の原価・品質の作り込みプロセスが標準化できます ・製品原価低減の可能性を定量的に把握できます ・VE、IE、品質工学、TRIZの活用ポイントが整理できます ・活用事例によりデジタルエンジニアリングのメリットが理解できます |
プログラム |
1.見積原価計算における出図前の原価情報の算定法
(1).原価の仕組みと原価計算の体系的な整理
a.原価は製造原価と販売費・一般管理費に分けられる
b.材料費・労務費・製造経費とはなにか
c.原価を使われた目的での分類
d.業種別に違いが大きいのは材料費、小さいのは労務費
e.直接費・間接費とは何か
f.変動費・固定費とは何か
(2).事前コスト検討に必要な原価計算
a.事前コストの算定基準
b.見積原価計算はどのようにやるのか
c.詳細見積のやり方
2.戦略的原価企画における出図前の原価管理
(1).原価企画力の見える化
a.ライフサイクルコストの管理は原価企画で実践
b.原価企画の業務内容の整理
c.韓国企業の実力の見える化
(2).改善の方向性を明確にするポートフォリオ分析
a.限界利益率と付加価値率の計算法
b.原価のポートフォリオにプロット
c.戦略見直型製品
d .改善促進型製品
(3).コストダウンの可能性を追究する機能・余地分析と理想原価
a.材料費の改善余地の分析法
b.材料費に含まれる技術歩留ロスとは
c. 加工費の改善余地の分析
d. 改善余地分析結果とコストダウン手法の整理
e .目標原価の設定法
f .目標原価の割当状況
3.製品の適正機能・適正品質を追究して原価を作り込む手法
(1).機能やコア技術を開発するオフライン設計の概要
a.高品質・低コスト製品を開発設計するプロセス
b .フロントローディング型の製品設計の整理法
(2).VEにより機能原価・見積原価・理想原価を見える化
a.機能定義とは
b. 定義した機能の整理法
c. レイティング法で機能の重み付け
d. 見積原価を機能別の整理法
e .機能の価値より低減余地の見える化
f .理想原価と基本・補助・ロスの見える化
g .3つの原価を比較して低減余地の見える化
h .固定概念を打破したイデア発想法
(3)TRIZをアイデア発想データベースとして活用
a.TRIZとは
b.TRIZの歴史をひもとく
c. 技術特性と解決策の見える化
d .矛盾する2つの技術特性の解決
e.TRIZを活用してアイデアの発想法
4.製品のばらつきを低減すると原価は激減し品質は向上
(1).アイデアを機能性で評価するパラメータ設計
a.パラメータ設計でアイデアを効率的の検証
b. ばらつきに影響する制御因子と誤差因子の見える化
c. 機能をばらつかせる要因は何か
d .効率のよい実験の立案法
e .直交表への割り付けの見える化
f .補助表と寄与率でアイデアの実現性の確認
(2).原価を考慮して許容差の設計
a.1級品と2級品の適用を原価で判定
b .損失関数で損失金額の見える化
c .損失関数と図面公差
5.標準化とITによる設計・開発費のコストダウン手法
(1).標準化技術と標準化の進め方
a.汎用技術の組み合わせで原価を作り込む
b.社内標準化の方向性の見える化
(2). 固定変動分析と部品の共通化
a.固定変動の分析
b. 固定部分と変動部分を組み合わせる
c .事前に良い機能の部品の選定と統一化
d. 購入部品の基本機能(手段機能)の見える化
e.モジュール化の方法の見える化
f .変動のさせ方のルール化
(3).CAE・デジタルモックアップの活用とコストダウン事例
a.CAx(D、M、E、T)とパラメータ設計の融合
b .デジタルモックアップによる高品質・低コストの実践例 |
キーワード | 原価情報 原価企画 適正機能 適正品質 TRIZ 標準化 開発設計 モジュール化 コストダウン 機能原価 見積原価 |
タグ | 技術経営、業務改善、原価・財務・会計 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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