研究者・技術者のための特許公報の読み方 および研究開発戦略への活かし方 〜演習付〜

〜 特許公報の読み方と特許がとれる開発、および請求範囲の解釈と自社における戦略 〜

難解な特許公報を読むためのコツを学び、自社の知的財産戦略を有利に進めるための講座

特許公報の読み方をマスターし、研究開発への有効利用するためのスキルを身に付けよう!

講師の言葉

 経済不況が続く中、企業ではパテントマップを作成し、技術開発の方向性を見出したり、会社経営に寄与できる
強い特許を取得するための取り組みなど、積極的に行われていることと思います。
 そんな中、知的財産に対する意識向上や意識改革が求めれており、実際に社内教育を実施している企業も多いと思います。しかし、なかなか実践に結びついていないのが実情ではないでしょうか?
 本セミナーでは研究者、技術者の方を対象に、特許情報が技術開発活動にどう役立つのか解説します。これにより、研究者、技術者の方は特許公報を自ら読めるようになります。また、「読むためのコツ」を学ぶことにより、難解な表現の特許公報も簡単に読めるようになります。
 この機会に、特許情報の研究開発への有効利用のための基礎的なスキルを身に着けてください。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月07日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・業種は問わず、各企業の研究者・開発者・設計者の方 ・知財へ移動して間もない方 ・知的財産や特許公報の読み方に関心のある方
予備知識 ・知的財産の関心があれば理解が深まります
修得知識 ・「読むためのコツ」を学ぶことで、難解な表現を含んだ特許公報が読めるようになる ・特許情報の研究開発への有効利用のための基礎的なスキル
プログラム

1. 開発活動と特許情報との関わり
  (1). 特許公報の有用性
  (2). 注力開発分野を知るパテントマップ
  (3). 電動補助自転車の技術発展図
  (4). 電動補助自転車の開発課題
  (5). 市場のニーズの変化を読む

2.特許公報の読み方
  (1). 特許公報の利用とは
  (2). 出願された発明の公開
  (3). 特許された発明の公開
  (4). 公開特許公報と特許公報
  (5). 特許明細書の記載項目

3.発明の思考プロセスを読み取る
  (1). 特許明細書と問題解決過程との対応
  (2). 発明解析結果のまとめ

4.特許が取れる発明とは
  (1). 特許が取れるための条件
  (2). 発明とは「技術的思想の創作」
  (3). 発明の4要素の関係
  (4). 他の業界の知識を使う
  (5). 進歩性判断の仕組み

5.特許された発明の解釈
  (1). 特許請求の範囲の標準形式
  (2). 特許請求の範囲の模式図
  (3). 特許された発明の解釈
  (4). 基本特許と改良特許との関係
  (5). 先行企業の戦略
       a. 時代を先取りした商品を出し続ける
        →次世代商品の開発力の強化
       b. 基本特許についての改良特許を自ら取得していく
        →後発企業の改良特許取得を阻む
  (6). 後発企業の戦略
       a. 先行企業の改良特許を取得する
       →先行企業の基本特許を実質的に弱体化させる
       b. 先行企業が欲しがる改良特許を予測する
       →将来の市場ニーズを予測する

6.演習問題
  (1). 特許公報の見える化(1件1葉)

キーワード 特許公報 パテントマップ 特許明細書 進歩性 特許請求範囲 基本特許 改良特許 
タグ 特許・知的財産
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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