ソフトウェアにおけるテスト技術と効率的・効果的な進め方

〜 効果的なテスト分析・設計、効率的にテスト実装・実行および品質の適切な評価 〜

短納期、低コストが求められるソフト開発において、テストを効率的・効果的に進める手法を学ぶ講座

・ベストプラクティスを上手に活用し、バグを出さない高品質なソフトウェア開発を実現するための特別講座!

講師の言葉

 ソフトウェアテストはソフトウェアの品質を確保するための最後の砦です。リリース後にバグを出さないよう、開発の現場では様々な工夫や苦労をしながらテストを行っていると思います。
 しかしながら、短納期・低コストが求められる昨今の開発では、従来のテストのやり方では対応できないこともしばしばあります。依然として開発全体に占めるテスト比重は大きく、かなりのリソースを割いているのが現実です。
 このような状況を打開するためには、実績のあるベストプラクティスを活用するのが有効です。本講義では、最近のトレンドの技術も含め、様々なベストプラクティスをテストプロセスにおける作業に沿って解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月25日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・テスト計画の作成を担当される方(テストチームのマネージャ、リーダ) ・テストケースの作成やテストの実行を担当される方 ・品質評価を担当される方(品質管理チーム、開発チーム) ・組織の開発・管理標準を策定される方
予備知識 ・テストの作業の基本的な流れを知っている、または経験したことがあること
修得知識 ・最適なテスト計画を策定するために考えなければいけないこと ・効率よくバグを見つけるためのテスト設計、テスト実行の方法 ・顧客が求める品質を満たしていることを示す方法
プログラム

1. テストを取り巻く状況
  (1). ソフトウェア開発における問題
  (2). テストに求められる期待
  (3). テストの理想と現実

2. 最適なテスト計画を立案する
  (1). テスト目的の定義とテスト戦略の立案
  (2). 国際規格に基づくテストプロセスの定義
  (3). 上流工程におけるテストの関与
  (4). リスク分析に基づくリソースの最適配置

3. 効果的なテスト分析・設計をする
  (1). 効率よくバグを見つけるためのテスト設計技法
     a. 網羅的なテストケースを作成するための技法
     b. バグをピンポイントで見つけるための技法
     c. 無駄なテストを削減するための技法
  (2). 効率的なテスト分析・設計プロセス
  (3). テストアーキテクチャ設計によるテスト全体の俯瞰

4. 効率的にテスト実装・実行をする
  (1). 即効性のあるテスト自動化と将来性のあるテスト自動化
  (2). モデルベースドテストによる設計〜テストの一体化
  (3). 探索的テストによる効果的なバグ検出

5. テストに基づき品質を適切に評価する
  (1). 品質の定義とテストの種類
  (2). 定量的・定性的なテスト完了基準の設定
  (3). バグ情報を用いた品質評価
  (4). アシュアランスケースを使った顧客との合意形成

6. その他のトピック
  (1). テスト技術者のスキル評価
  (2). テスト組織の成熟度評価

キーワード ソフトウェア バグ テストアーキテクチャ設計 モデルベースドテスト 探索的テスト アシュアランスケース 
タグ ソフト管理ソフト品質
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日