自動制御・モデルベース制御の基礎と制御系設計への応用例 〜デモ付〜

〜 制御系設計の基礎、モデルベース制御のメリットおよびその問題点と対策、モデル化とシミュレーション、DCモータの事例 〜

  • 制御設計でデファクトスタンダードとなっているモデルベース制御について解説する講座!
  • 制御対象のモデル化からPID 制御系の構成、シミュレーションや、実装による評価までの一連のプロセスを学び、制御系の設計と安定化に活かそう!

講師の言葉

 近年、制御システム開発でデファクトスタンダードとなっているモデルベース制御の概要について解説する。制御対象のモデル化における微分方程式と、その解法で用いられるラプラス変換、伝達関数の関係や、制御対象とコントローラを組み合わせたフィードバック制御系の安定性と安定となる条件について解説する.

 モデルベース制御の例としてDC モータの位置制御を取り上げ、制御対象のモデル化からPID 制御系の構成、シミュレーション評価、実装による評価までの一連のプロセスをMATLAB/SimuLink を利用して実践的に解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月21日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・産業機械、自動車、輸送機、ロボット、制御機器、制御技術を活用した製品の設計開発や企画に携わっている方
予備知識 ・古典制御の基礎知識
修得知識 ・制御の各種要素技術の基礎と制御対象のモデル化からシミュレーション評価に至るプロセスに関する知識
プログラム

1. 制御系設計のための基礎知識

  (1). 動的システムの表現

  (2). 伝達関数と状態方程式

  (3). フィードバック制御と安定性

  (4). 定常誤差

2. MATLABによる制御系シミュレーション

DCモータをケーススタディとしてモデルベース制御におけるモデル化からシミュレーションの流れを解説します。

  (1). Matlab・SIMULINKと動的システム

  (2). Simulink環境での物理システムモデル

3. 制御系設計手法

制御系設計に関する一般論と、モデルベース制御の位置付けについて概説し、MATLABを用いたモデルベース制御のメリットや、その際に起こりうる問題点と対策についてDCモータを題材として解説します。

  (1). 定常誤差とPID制御

  (2). 伝達関数に基づく設計

  (3). 状態方程式に基づく設計

  (4). モデル予測制御

  (5). モデルの不確かさとその対応

キーワード 制御系設計 モデルベース制御 DCモータ 制御対象のモデル化 PID制御
タグ モータロボット制御
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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