正確で分かりやすい技術文章・技術表現と報告書・論文の書き方実践講座

〜 正確な技術表現、知的な図面・グラフの作成法、報告書・論文の構成と執筆法 〜

・より意図が正確に伝わる技術表現やグラフの作成方法について実践的に修得するための講座

・意図や成果を明確に伝えることができる表現技術のノウハウを修得し、報告書や論文の作成に活かそう!

講師の言葉

 自身の研究成果を正確に伝えるには、分かりやすい技術表現が必要不可欠です。企業における成果報告は、主に報告書とプレゼンテーションで実施されます。その際に提出する報告書が難解で、正確に意図が伝わらないものであれば、どれだけ良い技術開発を行っても、業績を正しく評価されません。さらに技術者が誤解を招くような文章を書いてしまうと、思わぬ大惨事を引き起こす場合もあります。技術者の方々には、文章を書くことに苦手意識を持っている方も多いかもしれません。しかし、少し注意で、文章が良くなることもあります。また、文章以上に、報告書や論文では、図面(装置図など)やグラフに注目が集まります。表計算ソフトのグラフも、一工夫加えることで、見違えるように強調したいデータが鮮明になり、作成者の意図をグラフに表現することが可能です。
 本講義では、特に報告書や研究論文の作成時に役立つ、技術文章の基礎的な約束ごと、より意図が正確に伝わる技術表現やグラフの作成方法についてご紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・企業・研究所にお勤めの技術者の方 ・文章表現で苦労をされている方(業種は問いません) ・報告書を正確にわかりやすく書きたい方 ・社内の教育担当者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・技術文章や報告書・論文で正確で分かりやすい技術表現を身に着けることができる ・グラフで強調したいデータをより強調する手法を習得する
プログラム

1.技術者に必要とされる表現力とは?
  (1). 企業で必要とされる日本語力
  (2). 技術文章における間違い例
  (3). 図面は、文章以上にモノを言う
  (4). 技術者は技術表現に対する強い意識が必要だ!

2.技術文章の書き方 初級編
  (1). 技術文章の基礎
  (2). 読点は「、」それとも「,」?
  (3). 誤字や同音異義語の誤りを排除するために辞書を引きましょう
  (4). 「〜と言う事」「実験して見る」はダメだ!
  (5). 技術文章で「です、ます体」は使わない

3.技術文章の書き方 中級編
  (1). 接続詞は漢字で書くべきか?
  (2). 常用漢字の落とし穴
  (3). 固有名詞の表記について
  (4). 「フィルタ」か「フィルター」か、長音記号はどう表記する?
  (5). 漢数字の使い方

4.技術文章の書き方 上級編
  (1). 文章のつながりに一工夫、接続詞、接続語句
  (2). 「〜である」「〜した」が続く文章は退屈だ!
  (3). 図番の位置にもサービス精神を
  (4). その他、思わず書いてしまう悪文例

5.知的な図面・グラフの作成法
  (1). グラフの基本的な書き方
  (2). 装置図もなるべくリアルに
  (3). 作図力学でモノを言うグラフを書こう!

6.報告書・論文の構成とその執筆法
  (1). 企業における報告書の構成
  (2). 報告書・論文の執筆法
  (3). 研究開発技術の独創性と新規性

7.講義のまとめと継続学習の方法

キーワード 技術表現 グラフ 図面 報告書 論文 継続学習
タグ ヒューマンスキル企画書・提案書文章の書き方説明書・マニュアル
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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