市場ニーズに対応した研究開発・製品開発テーマの探索・選定と効果的な実践策

〜 ニーズ発掘とコア技術の結合法、潜在ニーズの発掘と次世代新製品創出、価値創造重視の研究開発テーママネジメント 〜

グローバルスタンダードになっている「市場の課題/ニーズベースの開発戦略」を学び、実践するための講座

・顧客価値創造型の研究開発テーママネジメントの効果的な実践法を修得し、製品開発を成功させよう!

講師の言葉


<第1部>
 最先端事業分野だけでなく、成熟したと思われる事業分野の中でも革新的な発想による魅力ある製品を開発し、大きく成長している企業も出現しています。例え製品価格が高くてもそれ以上の価値を顧客が認めて購入してくれているためです。顧客価値を創造し高めるために研究開発者は今まで以上のイノベーティブな取組みが必要になりました。魅力があり売れる新製品開発テーマの企画・選定法と効率的な実行が極めて重要です。
 自社に適した研究開発テーマのこれらの取組み法、ニーズ発掘とコア技術の結合法など顧客と技術経営的な視点で実践例も含めて紹介します。成功例や失敗事例を参考にしながら、新製品開発のポイントを理解し、自社を成長させる開発テーマ探索・推進が出来る研究開発者になって頂きたい。 

<第2部>
 グローバルに躍進している企業の開発活動の考え方が多くの日本企業においては実現されていない。言い古された言葉であるが「右肩上がりの時代は終わった」と言いながら、実際は右肩上がりの時代の開発の考え方や進め方から脱却できていないのである。すなわち「自社の強い技術の活用」ベースに考える開発戦略からの脱却の遅れである。自社に技術的強みを持たない中国企業との競争に負ける、という現象を考えてみれば、発想の転換が求められていることは明白である。そこで求められているのはグローバルスタンダードになっている「市場の課題/ニーズベースの開発戦略」である。
 本セミナーは、価値創造活動のあり方およびその具体的な進め方などグローバルスタンダードな考え方・進め方について、幅広い視点から解説・共有化するものである。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月06日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・電気、機械、光学、デバイスなどの新製品開発や研究に従事する技術者、企画者の方 ・研究開発活動の第一線で活躍する研究者、技術者および管理職の方 ・先端技術分野の営業技術者、知的財産権担当者
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・研究開発テーマを企画し決定するための実践法(選定法や評価法) ・顧客価値の概念とその創造法(企業側とお客様が認める商品価値の違いや創造法) ・ニーズとコア技術の結合法と潜在ニーズの発掘法 ・製品開発テーマの効率的な実践遂行法 ・関連分野の先端技術と開発商品の事例 ・市場ニーズ/課題ベースの研究開発活動の重要性と考え方・進め方 ・価値創造型の研究開発活動の進め方 ・価値創造型開発に対応するテーマ発案の考え方と進め方  −市場ニーズ/課題ベースのロードマップの作成と活用の考え方・進め方  −市場ニーズ/課題の把握に向けたマーケティング活動の進め方
プログラム

[第1部]
 新製品開発テーマの探索と研究開発企画の実践法
  

1.売れる新製品開発の現場
  (1).売れる製品は顧客価値がより大きい
  (2).研究開発は顧客価値の創造のため
    a.顧客価値の創造とは
    b.イノベーションの変遷
    c.研究開発者に必要なマーケティング・マインド

2.新製品開発工程とそのポイント
  (1).何を作るか? テーマ開発企画段階が最重要
    a.製品コンセプト創造の実践法
    b.テーマの適社性分析・評価法 
    c.成熟分野にも活路あり
  (2).ニーズと技術の結合のために
    a.顕在ニーズの徹底活用
    b.潜在ニーズの発掘と次世代新製品創出

3.ビジョンを実現するための研究開発企画と実践法
  (1).技術と製品のロードマップ作製
  (2).コア技術を確立・活用し競争力のある商品開発
  (3).不足する技術の獲得法
    a.先端技術の取り込み (IoTやロボット技術)
    b.オープン・イノベーションの利用
  (4).知的財産の活用

4.事業拡大の戦略
  (1).アマゾフの成長マトリックス
  (2). 経営環境変化に即応した事業戦略の再構築

[第2部]
 顧客価値創造を重視した研究開発マネジメント

1. 価値創造活動と研究開発マネジメント
  (1).イノベーションの正しい理解
  (2).イノベーションマネジメントプロセス
  (3).価値創造活動における技術

2. 価値創造活動と技術戦略
  (1).事業戦略と技術戦略の一体化
    a. ”死の谷””ダーウィンの海”と出会わない事業開発プロセス
    b. コア技術とプラットホーム技術
  (2). 時代の変化に対応する技術戦略
    a. 実現技術偏重から(商品化技術)重視へ
    b. 独自技術の危険性と活用へ向けて
  (3). 市場ベースの発想の開発活動
    a. グローバルスタンダードとしての市場ベースの発想
    b. 市場のニーズ/課題ベースの発想の有効性
  (4). 市場の課題ベースの開発の実現へ向けて
    a. 市場ベースの発想に基づく研究開発テーマ発案の考え方
    b. 市場ベースの発想に基づく開発のツール(MPTロードマップ)

3. 価値創造重視の研究開発テーママネジメント
  (1). 各種テーママネジメント手法
  (2). テーママネジメントプロセス
  (3). 価値創造志向のテーマ発案法
  (4). テーマ発案におけるマーケティング活動の重要性

4、 研究開発活動におけるマーケティング活動
  (1). 研究開発活動におけるマーケティング活動の位置付けと重要性
  (2). 研究開発活動におけるマーケティング活動モデル
  (3). 研究開発活動におけるマーケティング活動の担当部門
  (4). 研究開発活動におけるマーケティング機能強化へ向けて

キーワード 研究開発テーマ イノベーション コア技術 MPTロードマップ ニーズ発掘 成長マトリックス
タグ マーケティング技術経営研究開発商品開発新事業
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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