知財ネゴシエーターが伝授する戦略的交渉力養成講座 〜演習付〜

〜 グローバル・スタンダードな交渉力、社会心理学的アプローチ、交渉のマネジメント 〜

・ビジネスを成功に導く実戦的交渉力を身につけるための講座

人間の認知のメカニズムや心理バイアスに配慮した、あらゆる状況で応用可能な交渉学的アプローチが修得できる特別セミナー!

講師の言葉

 ビジネスでは、知的財産権の活用がますます重要となっています。特に、単に特許を取得して保有するだけでなく、その活用をどのように進めるべきか、が重要なテーマになっています。ところで、日本における知財の活用に関して、大きな課題としてあげられているのが、知財の専門家の交渉力の強化です。この点は、今まだ体系的な教育がなされておらず、日本は諸外国に比べて、この交渉力の育成・強化が遅れているのが実情なのです。
 この研修では、知財戦略を立案し、それを実現するために必要となる交渉力の育成を目指します。この研修では、単に、過去の経験談に依拠した交渉術や、ライセンス契約の条文の書き方と言ったテクニックではなく、人間の認知のメカニズムや心理バイアスに配慮し、あらゆる状況で応用可能な交渉学的アプローチを紹介します。研修では、模擬交渉を中心とした演習体験的な学習(アクティブ・ラーニング)の手法に基づいて運営します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月31日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・特許や知的財産業務に携わる方 ・特に知的財産権に関する業務に関わっていない方でもビジネスにおいて交渉力を活かしたいという方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・交渉学のグローバル・スタンダードな内容を身につけることが出来る ・最新の社会心理学の知見に基づいた人間の心理バイアスに関する知識 ・交渉において陥りがちな論理思考からの逸脱を防ぐための基礎知識 ・準備の方法論、交渉における創造的選択肢の形成方法などについて基礎的な知識
プログラム

1.戦略的交渉力とは
  (1). 交渉における3つの要素
     a.論理力
     b.主張力(対決力)
     c.問題解決力
  (2). 論理からの逸脱(ヒューリスティクス)
     a.バイアスによる認知のゆがみ
     b.ヒューリスティクスと交渉

2.交渉の本質と構造の理解
  (1). 対話の構造
     a.会話と対話の相違
     b.交渉の力学(ダイナミクス)
  (2). 交渉と非認知的能力
     a.ハーバード大学交渉学研究所の取り組み
     b.社会心理学的アプローチ
     c.最近のトレンド

3.準備力:交渉前の準備の方法論
  (1). 準備8割、交渉前の準備の重要性
  (2). 5つのステップ
  (3). 状況把握
  (4). ミッション(mission)
  (5). 事前の予測(目標設定)
     a.ターゲティング
     b.金額、条件の設定方法
     c.ZOPA(Zone of Possible Agreement)
  (6). 創造的選択肢(クリエイティブ・オプション)
  (7). BATNA Best alternative to a negotiated agreement

4.戦略的交渉のマネジメント
  (1). 交渉の戦略
     a.全体感をつかむ方法
     b.先を読む技術
  (2). 協議事項のマネジメント
  (3). 交渉のマネジメント
     a.交渉のマネジメント
     b.交渉のプロセスをコントロールする
     c.交渉プロセスの一般理論

キーワード 戦略的交渉 バイアス 社会心理学 ZOPA BANTA 
タグ コミュニケーションヒューマンスキル特許・知的財産
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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