運転行動のモデル化とシステム設計への効果的な活用法

〜 運転行動モデル表現、ハイブリッドシステム表現に基づく人間行動モデルと数値化技術の応用、HMMを用いたドライバ行動推定 〜

・ドライバ運転行動の各種モデル化手法とシステム構築への活かし方が修得できる講座

・自動運転実現のための重要なテーマであるドライバの数値モデル化と応用を先取りする特別セミナー!

講師の言葉

 自動車に搭載される運転支援システムなどの各種電子制御システム構築を行う際に、無視できない重要な要素の一つに自動車が協調する必要があるドライバがあります。しかし、ドライバを数値モデル化する技術が体系的に確立されていないため、システム構築の際にドライバを考慮に入れた構築が行えず、試行錯誤的に行われているのが現状です。ドライバを明確に考慮に入れてシステム構築を行うためには、ドライバの運転行動をシステム構築に活用できるような数値表現されたドライバ運転行動モデルが必要となります。
 本講義では、ハイブリッドシステム表現や確率型表現に基づくドライバ運転行動の各種モデル化手法について紹介すると共に、構築されたドライバの運転行動モデルを自動車の各種協調型システム構築へどのように活用するかについて、事例を含めて解説を行います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年07月20日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・車、工作機、航空機、鉄道、船舶他関連企業の方 ・人間と協調的に動作するメカトロニクスシステムに関わる企業の方  (自動車関連分野の方以外でも、人間行動を解析し数値モデル化し、それをシステム設計に役立てたい方全般が対象となります)
予備知識 ・特に必要ありませんが、制御工学の基礎知識があるとより講義の理解が深まります
修得知識 ・人間行動のハイブリッドシステムに基づく行動解析手法 ・人間行動の数値モデル化とそのメカトロニクスシステムへの応用に関する考え方
プログラム

1.人間行動モデル
  (1). メカトロニクスシステムのモデル化
  (2). ハイブリッドシステム表現に基づく人間行動モデル

2.人間行動の数値モデル化手法
  (1). ハイブリッドシステム表現に基づく人間行動モデルのモデル構造とモデル化手順
  (2). 協調システムを対象としたモデル化
  (3). 人間行動モデルの制御システム設計への応用
  (4). 人間行動モデルの発展的な使用の事例紹介

3.ドライバ運転行動の数値モデル化
  (1). 自動車運転行動の解析とモデル化
  (2). 停止行動を対象とした運転行動のモデル化実例
  (3). ドライバ運転行動モデルの自律走行車走行制御システム設計への応用と評価実例

4.運転行動モデル表現の発展的展開
  (1). 確率型表現を用いた人間行動モデル
  (2). ロジスティック回帰モデルを用いた判断モデル表現
  (3). HMMを用いたドライバ行動推定

5.ドライバ運転行動のモデル化の拡張
  ・運転行動モデルのより高度化に関する解説

6.まとめ

キーワード モデル化 ドライバ 運転支援システム 人間行動 ハイブリッドシステム 協調システム ロジスティック回帰モデル HMM
タグ 精密機器・情報機器ロボット人間工学機械GUI自動車・輸送機車載機器・部品電装品ITS
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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