ストレス・快適性の評価法と商品開発への応用

〜 ストレス・快適性評価のための心理・生理関連計測技術とストレス改善商品開発への応用 〜

・数多くの「ストレス・快適性」の計測技術を詳解し、計測結果を商品開発へ活かすための講座

・ストレスの軽減、快適性の向上を実現する商品開発のための技術、手法を実務に活かせるよう解説する特別講座!

講師の言葉

 近年、ストレスや快適性に関する多くの評価手法や計測技術が開発され、産業界でも広く利用されているが、それらの評価法や解析技術は、断片的であり、生理、心理両面からの統合的な評価や解析が行われているとは、言い難く、今なお多くの課題を抱えているのが現状である。
 そこで、本講では、それらの課題解決に向けてまずストレス研究や快適性評価に関する総論的な内容を理解した上で実際の計測や調査に必要不可欠な心理学的、生理学的な評価技術を統合的に理解できるよう数多く事例、計測技術を紹介する。
 さらにそれらの技術的特色と合わせて課題について浮き彫りにすることで、商品における開発評価への応用展開についても言及したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月14日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・自動車、電車などの輸送機器、家電など電器関連の研究者、商品開発者 ・化粧品、製薬、食品関連の研究者、商品開発者 ・住宅関連、家具、寝具、美容機器の研究者・商品開発者 (ストレス、快適性評価についてこれから始めたい方、勉強したい方やストレス、快適性評価でうまくいっていない方 または新しい評価系を導入して開発に応用したい方)
予備知識 ・基礎から応用さらには、具体的な評価法について多数事例を上げながら説明しますので、予備知識のない方でも大丈夫です
修得知識 ・基礎的な知識だけでなく、より具体的な評価方法および研究開発実施のための対策まで講義しますので、評価、開発にすぐに応用できる知識を修得できます
プログラム

1. ストレス・快適性評価に向けて
  (1). ストレス学概論:ストレス研究とストレス学説
  (2). ストレスに関連する実態調査(地域差、年齢差、性差など)
  (3). ストレス、快適性評価における生体反応概論

2. ストレス・快適性と生理反応
  (1). 中枢神経活動/自律神経活動/循環系/分泌系
  (2). サーカディアンリズムと生体反応

3. ストレス・快適性評価のための心理、生理関連計測技術
  (1). 心理的評価法(例:SCL、POMS、STAI、CMI、SDSなど)
  (2). 生理的評価法1(自律神経系:呼吸、心電図、血圧、脈波など)
  (3). 生理的評価法2(分泌系、循環系、唾液、発汗、皮膚温など)
  (4). 生理的評価法3(中枢神経系:脳波、NIRS、fMRI、SPECTなど)
  (5). 生理的評価法4(皮膚生理系:肌色、血流など)
  (6). ストレス負荷法(冷却、演算、緊張、運動など)
  (7). 総合的評価法(ウエラブル、体動、睡眠、咀嚼など)

4. ストレスが生活者の心理生理、健康に及ぼす影響
  (1). 生活者の愁訴概説(性差、加齢変化、更年期など)
  (2). 皮膚・生理機能(肌代謝、くすみ、むくみ)への影響
  (3). 睡眠(不眠、日中活動、起床時気分)への影響
  (4). 食欲(絶食、過食、満腹、ダイエット)への影響
  (5). 女性の冷え症状(季節性、加齢、更年期)への影響
  (6). グローバル(地域差、環境差、慣習)視点

5. 生活者の愁訴に対する改善策
  (1). マッサージによる効果(肌活性、むくみ、肩こり)
  (2). 香りによる効果(リラックス、疲労緩和、嗜好性、抗ストレス)
  (3). 温冷による効果(冷え性、眼精疲労、生理痛)
  (4). 入浴による効果(代謝、リフレッシュ、安眠)
  (5). 運動による効果(全身作用、部分痩せ)
  (6). サプリメント、ホルモン療法による効果(健康維持、更年期)

6. まとめと今後
  (1). 本講のまとめ
  (2). ストレス、快適性研究の展望
  (3). 質疑応答

キーワード ストレス 快適性 生理反応 自律神経 分泌 中枢神経系 皮膚生理 ストレス負荷
タグ 商品開発
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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