信頼性の高いソフトウェア開発とシステム構築技術

〜 信頼できるソフトウェア開発のためのポイントと留意点 〜

・信頼性の高いソフトウェアシステムを開発するための手法を体系的に学べる講座

・ソフトウェアの品質向上技術について、講師自身の経験に基づいてわかりやすく解説する特別講座!

講師の言葉

 ソフトウェアは人間系の写しである。ソフトウェアはこれをコンピュータのうえで動かすために人が作る。過ちを犯さない人間はこの世にいない。ということは、バグのないソフトウェアは望めず、信頼性が極めて脆弱であることを意味する。
 本講座は実務にて長年、システムの開発・品質・生産性の向上活動に携わってきた講師がシステムの信頼性・ソフトウェアにおける基礎的な特性を詳解すると共に、「信頼性の高いソフトウェアの作り方」について、講師自身の経験を交えて解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年07月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・システムの信頼性を求められているプロジェクトのマネージャ、担当者の方
予備知識 ・信頼性用語はある程度理解できる
修得知識 ・システムの開発において「信頼性の高いソフトウェアを作るには何が必要か」を体系的に知ることができる
プログラム

1. 信頼性の意味
  (1). Reliability、Robustness、Dependability
  (2). お客様が安心して使える 安心設計
  (3). 最後はお客様満足
  (4). ミッションクリティカルシステム

2. システムの信頼性
  (1). ハードウェアの信頼性  故障率
  (2). システムとしての信頼性
  (3). ソフトウェアの信頼性

3. ソフトウェアの特性
  (1). 見えない
  (2). 人の関与が必須 = 人は間違う
  (3). 実世界の反映(実世界のシミュレーション)

4. 信頼できるソフトウェアを作るには
 
 (1). 要求を把握  
      a. 現実世界を知る
      b. 現実世界のうち、コンピュータで実現する範囲を決める
      c. 要求を記述する
  (2). ソフトウェアに変換する
      a. ソフトウェアは現実世界のシミュレータ
      b. 人間ができないことはできない
      c. ソフトウェアの構造設計(アーキテクチャ)が必要
  (3). 人が作るから間違い(バグ)が入る
      a. 作らないのが一番 
      b. 作ったらレビュー
      c. テストは確認
  (4). ネットワーク
      a. ネットワーク機器の故障でもシステムは止まる
      b. 外部からの侵入はネットワークから
  (5). セキュリティ
      a. 外部からの侵入対策
      b. 侵入を許す契機は内部システム
      c. 最後は人間系の問題
  (6). 運用
      a. 操作ミスが引き金になる
      b. 運用の設計が必要
  (7). 保守 
      a. 変更すると悪くなる
      b. 変更の影響範囲の特定
      c. 変更しやすいシステム  

5. 本当に信頼性のあるソフトウェアシステム構築のために
  (1). バグがないソフトウェアを作ることは不可能
  (2). 品質は上流で作れ
  (3). 実際の運用上、最上流の人間系を含めて、

     何が起きてもカバーできるようにしておく必要
      ・リスクマネジメントが必要
  (4). 最終的にはシステム全体で考える

キーワード ソフトウェア ミッションクリティカルシステム アーキテクチャ バグ リスクマネジメント
タグ ソフト管理ソフト品質
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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