ミリ波レーダの基礎と最適な設計への活かし方

〜 レーダの基礎技術、ハードウェア構成、信号処理の各種アルゴリズムの構築、ミリ波レーダの特徴と応用 〜

・ミリ波レーダーの原理、アンテナ、送受信デバイス、信号処理技術を修得する講座

・車載搭載が進むミリ波レーダの機能と信号アルゴリズムを学び小型・高性能なシステム開発に

活かそう!     

講師の言葉

 近年、自動車両に搭載するミリ波帯レーダが注目されている。レーダは自ら電磁波を送り出し、帰ってきた反射波を分析して、所要の結果を明示する。

 ミリ波帯スペクトラムは可視光ほどの分解能は得られないが、全天候運用が可能であり、レーダの小型化に寄与できる。

 セミナーでは、ミリ波帯の振舞いとレーダ方式の原理、それに伴うアンテナ方式、送受信デバイス、レーダ信号処理に関して解説する。

 1日コースの範囲で、レーダの機能とそれを実現するアンテナ、高周波デバイスの仕組み、必要な情報を生成する信号処理アルゴリズムの習得を狙いとする。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月02日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車、通信、航空・宇宙、医療機器関連の技術者の方
予備知識 ・マイクロ波ミリ波等の基礎的な高周波回路理論 ・アンテナの基礎的な理論 ・フーリエ変換等の応用数学
修得知識 ・レーダ方式:レーダで何がどこまでできるかを理解できる ・電磁波散乱:ミリ波帯特有の反射、散乱の振舞いが理解できる ・アンテナ方式:目的のレーダ方式を実現するアンテナを理解できる ・レーダ信号処理:ターゲット信号の流れを実現する基本アルゴリズムが構築できる
プログラム

1. レーダの原理と基本方

  (1) .レーダができること
  (2) .レーダ研究開発と技術動向
  (3) .レーダ方程式からレーダの動きを理解する
  (4) .レーダ設計のための必要な技術

2. レーダに使う波動とその振舞い
  (1) .マックスウェルの方程式と波動
  (2) .音波と電磁波、マイクロ波、ミリ波
  (3) .電磁波の反射と屈折、回折、散乱
  (4) .レーダ断面積

3 .レーダのハードウェア構成
  (1) .マイクロ波ミリ波回路理論 
  (2) .送信系の実際
  (3) .アンテナの実際
  (4) .通信と信号処理
  (5) .表示系とMMI (マンマシーンインターフェース)

4 .レーダ信号処理の各種アルゴリズム
  (1) .目的に応じたレーダ波形の設計
  (2) .目標物検出処理
  (3) .目標物のドップラ処理
  (4) .目標物の画像処理 (合成開口と逆合成開口)

5. レーダシミュレーション例
  (1) .高周波系のシミュレーション
  (2) .目標物の検出とドップラ処理、画像処理

  (3) .レーダシステム

6.ミリ波帯レーダの特徴と応用
  (1) .ミリ波帯周波数における特徴 
  (2) .ミリ波帯レーダでは構成の何が変わるか
  (3) .ミリ波帯レーダの送受信系とアンテナ系
  (4) .ミリ波帯レーダの信号処理
  (5) .近距離探知用ミリ波レーダの概要設計例
  (6) .自動車搭載用のミリ波レーダを概要設計すると

7.まとめと質疑応答
・関連書籍とシミュレーションソフトの紹介

キーワード マイクロ波 ミリ波 電磁波 信号処理アルゴリズム レーダ波形設計 マイクロ波ミリ波回路 ミリ波アンテナ 車載ミリ波レーダ    
タグ アンテナセンサ電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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