特許取得/ブラックボックス化による技術保護の判断基準とその事例およびノウハウ保護ポイント

〜 ノウハウと特許出願による技術保護の判断比較と製造業における事例研究、海外事業の特許出願とノウハウ保護の留意点 〜

  • 講師の経験に基づき、海外での権利活用やノウハウ保護の留意点も含めて解説する講座!
  • 製品・製法技術の特許出願もしくはブラックボックス化の判断と、技術ノウハウの適切な保護管理に活かすための特別講座!

講師の言葉

 研究者、技術者が有効なアイデアを考えた場合、特許出願して特許権による保護を求めるのか、ノウハウとして保護するのか、迷うことが多いと思います。両者の保護は、その方法、効果が大きく異なり、どちらの保護を選択するかは技術・商品戦略上重要な問題です。
 本セミナーでは、特許権による保護かノウハウとして保護するかの判断ポイントや、実際にノウハウとして保護管理する際の管理方法、ノウハウが流出した場合の救済方法について、講師の経験に基づき合理的な方法を詳解します。また、海外で特許権を活用する際の留意点、有効なノウハウ保護とその活用についても解説します。さらに、具体的な事例に基づいて、特許権による保護かノウハウによる保護かを選択する基準、手順を検討してみます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月01日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・企業の研究開発・技術設計部門等で知的財産の創出に関わる方 ・知的財産の権利化・活用に関係する知的財産部門の方
予備知識 特に必要ございません
修得知識 特許出願とノウハウ保護とを選択する基準、ノウハウ保護を選択した場合に留意する点、海外でビジネスを行う際に知的財産を活用するときの留意点についての知識を獲得できます。さらに、事例研究の解説を通して現場ですぐに役立つノウハウが修得できます。
プログラム

1. 技術のブラックボックス化の背景

2. 特許出願における選択と集中の考え方

3. ノウハウによる保護と特許権による保護との比較

4. ノウハウ保護、特許出願の選択基準
  (1). 原則的基準
    a. 知的創出(アイデア)の価値
    b. アイデアの流出を防ぐ体制構築の可能性
    c. 侵害発見の可能性
    d. アイデアのライフサイクル
  (2). 発明のカテゴリー別基準
  (3). ノウハウ保護から特許出願への戦略転換についての留意点

5. ノウハウ保護を選択した場合の留意点
  (1). ノウハウ管理体制 
  (2). ノウハウが流出したときの救済措置
  (3). 先使用権の活用 
  (4). ノウハウ保護から特許出願への転換
  (5). ノウハウに対する報奨金算定方法

6. 事例研究(特許権による保護か、ノウハウによる保護かを選択する)
  (1). 製品についてのアイデアを考えた場合
  (2). 製法についてのアイデアを考えた場合
  (3). 製法以外の方法(操作方法、検査方法等)についてのアイデアを考えた場合

7. 海外特許出願・権利活用、ノウハウ保護の留意点
  (1). 一般的な留意点
    a. 費用・手続き
    b. 出願国の選定
    c. 権利の活用
    d. ノウハウ保護
  (2). 各国別の留意点
    a 米国   
    b. 欧州   
    c. 中国   
    d. インド、ASEAN

キーワード ブラックボックス化 侵害発見 アイデアのライフサイクル ノウハウ管理
タグ 特許・知的財産
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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