〜 UV硬化と光開始剤、熱硬化とUV硬化の併用、湿気硬化型・UV樹脂の併用、硬化不良・密着不良・硬度不足トラブルとその対策 〜
- 紫外線・電子線硬化技術とトラブル対策を学び、高機能かつ信頼性の高い製品開発に活かすための講座
- 電子・塗料・印刷等の幅広い分野に利用されるUV・EV硬化技術の加工法や活用法を学び、製品の生産性向上に活かそう!
〜 UV硬化と光開始剤、熱硬化とUV硬化の併用、湿気硬化型・UV樹脂の併用、硬化不良・密着不良・硬度不足トラブルとその対策 〜
紫外線硬化樹脂は、電子業界、半導体業界、建材、塗料印刷業界等の分野で幅広く応用され、実使用されている。しかし、この紫外線硬化技術が普及したのは約40年前であり、まだまだ未知の分野が多い。 紫外線硬化樹脂とは、紫外線の光エネルギーにて反応することにより、液体から個体に化学的に変化する合成樹脂である。これがUV硬化樹脂と略称されている。紫外線の光エネルギーにより、樹脂がわずか数十秒で硬化することによって、乾燥の時間短縮による生産性の効率が上がり、大幅な生産効率アップする。また、紫外線硬化により二酸化炭素の排出がないため環境に優しいことが利点になる。 欠点としては、複雑な形状のものに対して紫外線の光が当たらない、また顔料を含んだ樹脂の場合、紫外線が当たらないので硬化しないことが挙げられる。紫外線自体が有害であるので保護メガネ着用が必要になる。
本セミナーでは、紫外線硬化技術で用いる各種材料を学ぶ基礎編と、その加工法、配合技術という応用編について言及していく。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策、品質・生産管理・ コスト・安全 |
受講対象者 | ・UV・EB硬化型コート材の利用や開発技術者 ・UV・EB硬化技術の入門者から数年の研究経験を持った方 ・UV硬化の基礎、光開始剤について学びたい方 ・UV硬化に携わるか、興味のある方 ・電子材料、自動車関連部材、半導体、接着剤、光学部品、建材、塗料、印刷関連企業の方 |
予備知識 | ・化学分野の知識を有すれば理解が深まります |
修得知識 | ・電子部材の知識 ・UB/EB硬化材料の知識 |
プログラム |
1.アクリル酸エステルモノマーとオリゴマーについて
(1).アクリル酸エステルモノマーの分類及び特徴
a.単官能モノマー、多官能モノマー、官能基含有モノマー分類、特徴
(2).オリゴマーの分類及び特徴
a.ウレタンオリゴマー、エポキシオリゴマー、ポリエステルオリゴマーの分類、特徴
b.反応性オリゴマー(特殊オリゴマーの特徴解説)
2.UVランプの特徴、応用について
(1).UV硬化ランプの特徴、用途
a.オゾン有り、無ランプの特徴
b.メタハラランプの特徴
c.無電極ランプの特徴
(2).UV波長領域について解説
3.UV硬化方法について
(1).UV硬化方法の具体的方法
(2).UV硬化プロセスの説明
4.光開始剤のタイプ及び構造
(1).光開始剤の種類、構造、特徴
(2).光開始剤の波長領域
(3).光開始剤の選定基準
5.アクリル酸エステルモノマーの反応性
(1).アクリル酸エステルの種類(単官能、多官能の反応性速度)
(2).反応速度の違い
6.アクリル酸オリゴマーの特性タイプ、反応性
(1).タイプ別速度(ウレタン、エポキシオリゴマー)の反応速度
(2).官能基数と反応性
a.ウレタンオリゴマーの官能基数と反応速度
7.反応性オリゴマー(光開始剤内蔵型オリゴマー)トピック
(1).光開始剤内蔵型の特徴解説
(2).光開始剤内蔵型のモデル構造及び反応性及び特徴
8.有機−無機ハイブリット化樹脂の応用
(1).有機−無機ハイブリット化樹脂の特徴及び性能解説
(2).有機−無機ハイブリット樹脂の具体的応用分野
9.低屈折−高屈折樹脂の特性 −トピック
(1).光開始剤内蔵型樹脂の応用.特徴
a.高屈折樹脂に対する応用(光開始剤内蔵型樹脂の応用例
b.低屈折樹脂の応用分野
10.EB硬化法
(1).EB硬化法の特徴
(2).EB硬化プロセスにつき解説
11.EB硬化の現状
(1).EB硬化の応用分野
(2).EB硬化の今後について
12.EBの発生と開始反応
(1).電子線の発生と開始反応
(2).電子線の線量
13.熱硬化−UV硬化との併用反応
(1).熱硬化とUV硬化反応の併用の特徴
(2).熱硬化とUV硬化の応用分野
14.湿気硬化型−UV樹脂の併用反応
(1).湿気硬化とUV硬化反応の併用の特徴
(2).湿気熱硬化とUV硬化の応用分野
15.各種モノマー (単官能、多官能モノマーーの応用分野、物性)
(1).モノマーの物性
(2).Tgと硬化収縮の関係
16.UV樹脂のトラブルとその対策
(1).硬化不良
a.硬化条件
b.組成
(2).密着不良
a.ベース樹脂
b.硬化条件
c.開始剤の選定等
(3).硬度不足
a.組成
b.UV照射量
c.重合率
(4).黄変対策
a.樹脂選定
b.硬化方法
c.光開始剤の選定等
17.モノマー、オリゴマー等の安全性及び法規制
(1).モノマー、オリゴマー化合物の法規制
(2).化審法、CAS、TSCA等法規制
(3).安全性について
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キーワード | UV硬化 アクリル酸エステルモノマー 光開始剤 EB硬化法 UV樹脂 湿気硬化型 |
タグ | 化学、化学物質、環境、材料、表面改質、光学 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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