自動運転オープンソフト「Autoware」とその応用・例

〜 自動運転のための要素技術、Autowareのライブラリ、自己位置推定・物体検出・経路計画・追跡生成への応用、今後のロードマップ 〜

  • 実証実験のほか、実製品での活用も進むAutowareについて習得する講座!
  • 自動運転に必要な認知・判断・操作にかかる機能が組み込まれたオープンソフトウェアについて習得し応用するための講座!

講師の言葉

 本講義では、まず昨今の自動運転技術の動向について触れます。産業界では開発競争が始まっており、大学等の研究機関においては先端技術の開発に留まらず、公道実験に至っている事例も少なくありません。次に、自動運転に必要となる要素技術について説明します。専用道での自動運転というよりは、一般道のような環境を想定した完全自動運転に必要となる技術という視点で話をします。
 これら技術背景を踏まえたうえで、特にソフトウェア開発という視点から、自動運転システム開発に向けて誰でも利用できるオープンソースソフトウェアを紹介します。これは名古屋大学らが開発を行ったAutowareというソフトウェアであり、自動運転に必要な認知、判断、操作にかかるソフトウェア機能がすべて組み込まれています。
 最後に、本ソフトウェアを用いた一般道での自動運転実証実験の事例を紹介し、本講義のまとめをします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年07月06日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 電装品の組み込みソフトウェア開発者、自動運転システムに興味のあるソフトウェア開発者、あるいはサービス開発者の方
予備知識 C言語の知識
修得知識 ・Autowareを組み込むための知識と自動運転の要素技術 ・実車で一般道を自動運転するための知識
プログラム

1. 自動運転技術の動向とオープンソースソフトウェアの関係
  (1). 一般道と高速道路の違い
  (2). 企業と大学の取組み
  (3). 公道実験ガイドライン

 

2. 要素技術とオープンソースソフトウェアの関係
  (1). 位置推定
  (2). 物体検出
  (3). 経路計画
  (4). 軌跡生成
  (5). 車両制御

 

3. Autowareのライブラリとソフトウェア機能の応用
  (1). Autowareの概要
  (2). 各種ライブラリの概要
    a. ROS
    b. OpenCV
    c. PCL
    d. CUDA
  (3). 高精度3次元地図
  (4). 各種機能への応用
    a. LIDARによる自己位置推定と地図生成
    b. LIDARによる障害物検出と移動体追跡
    c. カメラによる物体検出と移動体追跡
    d. カーナビと連動したレーンレベルナビ
    e. A*(エースター)ベースの経路計画
    f. Latticeベースの軌跡生成
    g. ウェイポイント追従
  (5). ユーザーインタフェース
    a. 開発者向けLinuxツール
    b. 同乗者向けAndroidアプリ
    c. 開発状況と今後のロードマップ

キーワード 位置推定 経路計画 LIDAR 自己位置推定 地図生成 障害物検出 レーンレベルナビ エースター Lattice ウェイポイント追従
タグ 自動運転・運転支援技術・ADASソフト品質組み込みソフト車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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