FTA・ETA手法とその効果的活用の ノウハウ習得・実践講座 〜演習付〜

〜 FTA手法、ETA手法による新製品等の潜在的故障要因および事故や故障の発生要因の効果的な摘出法、実践のためのノウハウ・事例 〜

  • 豊富な実務経験と幅広い産業での指導実績を持つスペシャリストが実践例を混じえて分かりやすく指導する
  • FTA手法、ETA手法を実践の場で効果的に活用するための手法とそのノウハウを体得するための特別講座!!

講師の言葉

 FTA(故障の木解析)手法は、はじめに「望ましくない事象」というテーマがあり、その望ましくない事象を発生させる要因を摘出する手法である。新製品の設計では、使用者(顧客)が新製品に発生しては困るであろうと思われる事象について、発生要因の摘出と対策を検討し、設計改善ができる。一方、製品の運用段階で、事故や故障が発生した場合にその発生原因と対策の検討ができ、早期復旧と再発防止ができる。

 講師の数多くのFTA解析経験と自動車、鉄道、宇宙、半導体などの機関やグループでの指導経験をもとに実践的FTA手法を説明します。
 1) FTA手法は、初めに「頂上事象」の設定を行います。「頂上事象」には、製品に発生することが望ましくない事象や発生した事故、故障事象、あるいは安全性の欠落事象などがあります。
 2) 「頂上事象」をもとにFT(フォールト トリー;故障の木)図を作成します。
 3) FTA解析では、定量的解析と定性的解析があります。定量的解析では、システム信頼度の算出、頂上事象の発生確率、重要基本事象の摘出などを行います。定性的解析では、事故や故障の発生要因の摘出や対策順位の検討などを行います。
4) FTA解析による新製品の設計改善や製造工程の問題点摘出、事故や故障などの事例を説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月22日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・業種は問わず、製品やサービスに関わる企画、設計、製造、生産技術、建設、品質保証、運用、保守部門の方 ・FTA手法、ETA手法の活用を考えている方 ・FTAやETAをすでに導入しており、より効果的に活用するためのノウハウを獲得したいと考えている方
予備知識 ・特にありません
修得知識 ・事例による講義と演習により、実践的なFTA手法、ETA手法が理解でき、実務に活用できるようになる
プログラム

1.信頼性解析とデザインレビューの必要性

2.日本おけるFTA(故障の木解析)手法の活用状況: あらゆる産業で活用

3.FTA手法で解析できるライフサイクル: 企画、設計、製造工程、品質管理、建設、運用の各段階

4.FTA手法の解析手順と実践ポイント 

5.FTA手法の実践的手法 
  (1). FT図の作り方
  (2). 頂上事象の例
  (3). 基本事象の例

6.定量的FTA手法: 
  (1). 発生確率によるFTA
  (2). 故障率によるFTA
  (3). 故障回数によるFTA

7.定性的FTA手法: 
  (1). 発生要因摘出FT図と解析事例
  (2). 対策検討FT図と解析事例

8.対策範囲の決定方法: 摘出された発生要因の対策範囲を信頼度改善目標から決定する方法

9.イベントトリー解析(ETA)手法: 
  (1). 解析手順
  (2). ETA図およびFTAとの関連
  (3). 解析事例

10.まとめ  
  (1). FTA解析所要時間の目安
  (2). FTA解析体制

11.FTA演習と発表:
   4名から6名のグループに分かれて演習問題によりFTA解析を体験して頂きます。

キーワード FTA ETA デザインレビュー 信頼性解析 FT図 ETA図
タグ 信頼性試験・故障解析データ解析FMEA・FTA・DRBFM
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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