伝熱技術の基礎と熱流体解析および熱設計への応用

〜 伝熱工学の基礎、対流熱伝達現象の解析法、連成解析における基礎と注意事項 〜

・対流伝熱を中心に伝熱工学の基礎から伝熱技術への応用までを解説する講座

・知識がないと誤った結果を機器に使用しトラブルとなる伝熱技術を正しく理解し、熱交換や熱伝達の効率向上に応用しよう!

講師の言葉

 伝熱工学は、熱の移動状態を知ることはもとより、熱移動を伴う機器や物体内の熱交換効率や熱伝達効率を向上させるために必要な基礎工学です。伝熱にはさまざまな形態がありますが、特に流体と共に熱が移動する熱伝達現象の場合には、作動流体によって変化する物性値の効果や流体の状態によって、熱伝達率が状態量として決まるため、相当の知識がないと誤った結果を機器の熱設計等に使用してしまうことになります。
 本講義では、伝熱工学の基礎から伝熱技術への応用までを、特に対流伝熱を中心として理論と解析手法を交え、解析手法では数値計算手法についても解説いたします。これから伝熱解析を始められる方を含め、伝熱技術に関わる技術者や、伝熱に興味を持つ方の参加をお待ちしております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月19日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・機械、電子機器、情報機器、プラント、熱交換器ほか関連部門の技術者の方 ・伝熱解析を始められる方 ・伝熱技術に関わる初心技術者 ・伝熱に興味を持つ方
予備知識 ・高校程度の物理と数学の知識(伝熱工学に関する基礎知識は講義で説明します)
修得知識 ・伝熱工学の基礎 ・伝熱技術への応用
プログラム

1.伝熱工学の基礎
  (1). 熱移動の様式
  (2). 熱伝導
  (3). 対流熱伝達
  (4). 多層平板内の温度分布
  (5). 相似即
  (6). 熱伝達率
  (7). 沸騰を伴う熱移動
  (8). 凝縮を伴う熱移動
  (9). 熱放射

2.対流熱伝達の応用(熱流体解析)
  (1). 層流熱伝達と乱流熱伝達
  (2). 数値解析手法による対流熱伝達現象の解析法

3.固体内熱伝導と流体内熱伝達の連成解析
  ・連成解析における基礎と注意事項

4.事例による熱設計への応用
  (1). 円管壁の熱熱伝導を考慮した二重鉛管内熱伝達解析(プラント、機械、機械部品、熱交換器)
  (2). フィン内熱伝導を考慮したフィン周りの熱伝達解析(CPU冷却装置等の機械部品、熱交換器)
  (3). 流体排気装置周りの流動と温度分布解析(機器の換気扇)

キーワード 伝熱 熱伝導 対流熱伝達 熱移動 層流熱伝達 乱流 連成解析 熱設計 
タグ 精密機器・情報機器空調プラント機械自然エネルギー車載機器・部品設備電子機器伝熱熱交機器・熱電変換熱設計流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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