射出成形不良での寄与率の大きい要因と適確なその対策

〜 不良ゼロ成形へのプロセス、未然防止技術(ショートショット・ばり・シルバー・異物・転写不良・ウエルド不良・フローマーク・ボイドとひけ・寸法ばらつき・そり変形・成形品の破損等) 〜

適確な手法を学び成形不良対策の未然防止に活かすための講座

・講師の豊富で幅広い知識・過去の知見・体験、裏付けされた具体例から射出成形の「総合技術」を学びトラブル対策の実務に活用するための特別講座!

・成形不良対策には、樹脂の成形性・形状設計・金型設計・成形技能・評価技術の総合力が必須である

講師の言葉

 射出成形不良対策は、問題解決能力の不足のため射出成形技能士的にこれまでの経験や思いつきのような試行錯誤を繰り返して、成形不良が根治しないのが実情のように思う。これではグローバル化している国際競争に打ち勝って差別化を図り、優位性を確立することは出来ない。樹脂グレード・成形品形状が決定されて、金型が出来ている段階で発生する成形不良を成形条件の変更で解決できないことは成形現場では身にしみている筈である。射出成形技術の総合力のレベルアップが必要であるが、特に樹脂はモンスターのように分からないものとして関わる姿勢が見えないケースが非常に多い。適確な成形不良対策のためには総合技術の構築に努力しなければならない。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月06日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・樹脂による設計の担当者・工業部品に使用される樹脂グレードの開発担当者・成形品の性能評価の担当者などやこれらに関連しているセールスエンジニア
予備知識 ・樹脂についての一般的知識や樹脂による設計・評価などの実務経験があることが望ましい
修得知識 ・樹脂による部品設計で必要となる樹脂の基本的知識および成形品寿命向上対策としての樹脂グレード選定の最適化のための知識など
プログラム

1.選別なしでの不良ゼロ成形への道
  (1). 企画から量産までのプロセスとそれらの問題点
  (2). 5ゲン主義による事例研究での原因究明
  (3). 寄与率の大きい要因の定量的原則(技術標準)の明確化
  (4). 明確化された各種要因で作成されたチェックリストの活用

2.ショートショットの未然防止
  (1). 成形品の厚みおよび必要流動距離に対する樹脂の流動長さの余裕度
  (2). ベント構造の最適化と樹脂からのガスによるベント閉塞のクリーニング
  (3). 射出成形機および周辺機器の性能に基づく成形条件のばらつき
  (4). 多数個取りキャビティでの同時充填性

3.ばりの未然防止
  (1). 金型構造設計と機械切削機器の工作精度
  (2). 樹脂の溶融粘度特性
  (3). 結晶化速度
  (4). 樹脂の金型鋼材に対する腐食性

4.シルバーの未然防止
  (1). 許容吸湿率の明確化と予備乾燥機の選定
  (2). 残留モノマーや熱分解ガスなどの樹脂からの揮発物
  (3). キャビティ内でのエアの巻き込み
  (4). ペレット吸湿率測定による管理の必要性

5.異物の未然防止
  (1). 異物の種類の分析鑑定技術の必要性
  (2). 長時間滞留による熱分解に基づく異物発生原理の理解
  (3). 異物発生対策とクリーニングの方法
  (4). 生産計画に於ける定期的クリーニングの必要性

6.転写不良の未然防止
  (1). 転写性に対する金型温度の寄与
  (2). 転写性と樹脂のガラス転移温度
  (3). 結晶化速度
  (4). 樹脂からのデポジットによる転写不良対策

7.ウエルド不良の未然防止
  (1). ウエルドを発生させないための成形技術
  (2). ウエルド発生位置の予測と対策
  (3). ウエルドが目立ちやすい樹脂のグレード

8.フローマークの未然防止
  (1). フローマークの種類および発生原因の把握
  (2). 形状設計に基づくものと樹脂の流動特性に基づくもの
  (3). ジェッティング発生の原理

9.ボイドとひけの未然防止
  (1). ボイドとひけの発生理由
  (2). 対策のための形状設計の原則
  (3). スプル・ランナ・ゲート設計による対策
  (4). ひけ防止対策としての発泡成形および中空体射出成形の活用

10.寸法ばらつきの未然防止
  (1). 成形収縮率と寸法公差
  (2). 成形機性能と寸法ばらつき
  (3). 成形条件管理と寸法ばらつき
  (4). 後収縮による寸法公差はずれとその対策

11.そり変形の未然防止
  (1). そり変形に対する成形収縮率の異方性
  (2). そり変形の寄与が最も大きい形状設計
  (3). ゲート設計とそり変形
  (4). 不均一厚み・非対称形状成形品の成形のための金型温調設計

12.成形品の破損の未然防止
  (1). 樹脂の限界を知っての過応力設計の防止
  (2). 成形品破損の主要因の分類
  (3). 加水分解する樹脂での破損対策
  (4). 破面解析の活用
  (5). 非結晶性樹脂でのソルベントクラック対策

キーワード 成形不良 プラスチック 射出成形 プラスチック 熱可塑性樹脂 熱硬化性樹脂 金型設計 フローマーク ボイド ひけ
タグ プラスチック金型高分子射出成形樹脂・フィルム成形加工
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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