SfMソフトと点群データ処理技術の効果的な活用法とその応用

〜 SfMソフトの処理上の特徴と撮影のポイント、3次元点群データ間の位置合せ、PCL(Point Cloud Library)の紹介 〜

・デジタル写真から3次元データを取り出し、効果的に応用するための講座

・実事例をもとにデジタル化する場合の撮影方法のノウハウや効果的な画像処理技術について解説する特別セミナー!

講師の言葉

 本講義では、撮影された大量のデジタル写真を用いて3次元化を行うSfMソフトでの処理に関して解説を行う。
 特に、撮影に関する注意事項として撮影対象の状態(面的な範囲か?線上構造物か?背景が水面のある構造物か?)と言った場合の処理上の注意点を明確に解説する。
 また、撮影間の接合問題や自動で上手く接合できなかった場合の対応に関しても解説を行う。特に最近話題の小型無人航空機(UAV)での撮影について詳解する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月04日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・デジタルカメラで取得した写真から3次元地形情報を作成される方や、映像データから3次元データを活用される方 ・機械、構造物、プラント、測量、インフラ設備ほか関連企業の方
予備知識 ・測量に関する基礎的な知識があると分かりやすいが、パソコンを利用できればOK ・少なくともデジタルカメラの基礎的な操作方法や用語を理解している事
修得知識 ・複数の視点から撮影されたデジタル写真やビデオ映像から対象物の3次元形状を計測する技術
プログラム

1.SfMソフトの特徴と活用法
  (1). SfMソフトの処理上の特徴
     a.基礎となるキーポイントマッチングとは
     b.キーポイントマッチングし易い画像とは
     c.マッチング精度が劣る画像とは
     d.写真測量を行うために必要な精度管理方法
  (2). SfMソフトで処理が可能な撮影方法
     a.UAVを用いた3次元計測に必要な撮影方法(対象物毎の撮影計画で注意する

       べき事)
     b.手持ちカメラやビデオカメラを用いて近接に撮影する方法やカメラ
     c.Pix4DMapperを用いて実際に解析する場合の注意する点

2.点群データの処理技術
  (1). 点群の位置合せ
      ある同一地区で、複数時期に観測された3次元点群データ間の位置合せを行う

      基礎的な手法であるICP(Iterative Closest Point)に関してその基礎と考え方を

      解説する
     a.複数時期の3次元点群データを、GCPを用いて座標系を統一する例
     b.単位座標系で計測された3次元点群データ間で対応点を指示して

      座標統一する例
  (2). 点群データのフィルタリング処理
     a.3次元点群データは同一平面上でも凹凸が存在するこれらの

       フィルタリングの手法
     b.PCL(Point Cloud Library)の機能等

3.3次元点群の利用方法
  (1). 3次元点群を用いる技術について(ICP技術)
  (2). 3次元点群の今後の利用方法(LAS To Vector rise)

4.SfMソフトや点群データ処理の応用例
  ・構造物、プラント、文化遺産のデジタルデータ化と保守への応用
  ・測量や地図情報への応用

Pix4DMapperを例に用いて説明を行ないます

キーワード SfMソフト キーポイントマッチング 3次元点群データ PCL(Point Cloud Library)
タグ カメラシミュレーション・解析画像画像処理画像認識構造物設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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