電子部品における設計裕度活用と信頼性向上〜 演習付〜

〜 部品の構造・構成と設計裕度、電子部品の信頼性予測と寿命計算、製造工程品質監査のポイント 〜

不良を出さないための部品の長寿命化設計を修得する講座

長年モノ造りの現場に従事した講師が数多くの市場不良の経験をもとに「市場不良ゼロ」を実現するノウハウを解説する特別セミナー
※関数電卓を持参下さい

講師の言葉

 設計者が設計業務を通じて最も気にしなければならないのが市場での不具合、いわゆる品質問題です。そして市場で「不良ゼロ」を目指すために避けて通れないのが電子部品といわれる「部品」の使い方です。
 いくら製造の方々が仕様書に従って正しく組み立てを行われても設計者が正しく部品を使用していなければ市場で「品質」を確保できるわけがありません。
 本講座では、市場不良「ゼロ」を目指して
1.なぜ、設計裕度を取らなければならないのか?
2.設計裕度に関係する部品の特性・構造は何なのか?
3.部品の特徴を左右する構造は何なのか? について
4.部品の製造工程認定の前提になる、部品製造工程の品質監査を行う時のポイント

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月13日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子機器の開発者、設計者、および設計管理者の方、回路部品の調達・購入などを担当される購買部門の方 ・電子機器の買い入れ・評価を担当されている方 ・電子部品製造工程の品質監査、製造工程認定担当部門 ・電子部品の信頼性予測と寿命計算法について知識を得たい方
予備知識 ・電子部品の名前と働きの概要を理解されていれば専門知識は特に必要ありません
修得知識 「市場不良ゼロ」を実現するために必要となる ・部品の使い方・設計マージンのとりかた ・設計マージンを左右する、部品の構造と製造工程の知識 ・正しい工程で部品を生産してもらうために行う工程品質監査のキーポイント ※関数電卓を持参下さい
プログラム

1.受動部品の構造・構成と設計裕度、事故例
  (1).巻回部品
     a.アルミ電解コンデンサ
     b.機能性高分子コンデンサ
     c.電気2重層キャパシタ
     d.フィルムキャパシタ
  (2).焼結部品
     a.セラミックキャパシタ
     b.抵抗器
     c.フェライトコア・インダクタ・トランス
  (3).その他部品
     a.安全重要部品
      ・安全キャパシタ
      ・ヒューズ
      ・プリント基板
     b.サーミスタ
     c.バリスタ
     d.FAN
     e.有接点部品
     f.アレスタ
     g.共振子

2.半導体部品の構造・構成と設計裕度、事故例
  (1).Diode
  (2).BJT・MOSFET
  (3).IC
  (4).フォトカプラ
  (5).耐湿保管(MSL)要求のある部品

3.電子部品の信頼性予測技術
  (1).MIL HDK217-Fについて
  (2).JEITA RCR-9102Bについて
  (3).寿命計算の演習

4.工程品質監査とそのポイント
  ・源流である部品の製造工程で管理して欲しい点、チエックすべき点

5.まとめと質疑応答

キーワード
タグ 回路設計実装電気電子機器
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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