ステージゲート法の基礎と戦略的活用法および実践のポイント

〜 製品/研究開発の「アイデア創出」、「意思決定」、「採否判断」を効果的に進める実践的なプロセス設計と運用のノウハウ 〜

・ステージゲート法の本質を正しく理解し、実務に役立つ活用法を修得する講座

・誤った利用が多いステージゲート法の正しい戦略的な展開法を学び、自社のステージゲートプロセスの設計や運用に活かそう!

講師の言葉

 ステージゲート法は米国の製造業においては、7割の企業が採用していると言われており、また欧州でも広く普及し、製品開発・研究開発テーマのマネジメント手法のグローバルスタンダードとなっています。しかし、日本においては、その導入企業数は大手企業を中心に100社程度にとどまると言われています。また、これらステージゲート法導入企業も研究開発テーマのマネジメント手法としての利用が中心で、加えて、現実には単にステージとゲートがあるプロセスというに過ぎず、ステージゲート法の本質を押さえたものとはなっていない例が多いように思われます。
 今回のセミナーでは、このステージゲート法の本質的な意味そして現状での最新の内容を理解し、ステージゲート法の戦略的な展開法を学び、またそこにとどまらず実際に自社のステージゲートプロセスを設計し運用するための実践的な内容を学んでいただきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月04日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・研究開発企画・製品開発企画の担当者・管理者の方 ・実際に研究開発・製品開発に携わる担当者・管理者の方 ・事業企画・経営企画担当者・管理者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・ステージゲート法の本質の理解 ・ステージゲート法の全体像の把握 ・ステージゲート法の評価法の習得 ・アイデア創出法の事例の理解 ・ステージゲートの最新の内容理解
プログラム

1.ステージゲート法とは
  (1). ステージゲート法とは
  (2). ステージゲート法の背景と歴史 

2.なぜ今ステージゲート法なのか?
  (1). 21世紀の日本の産業界の現実 
  (2). 日本企業が行く道  
  (3). 革新的製品・事業・技術創出には
  (4). ステージゲート法の本質的価値

3.ステージゲート法の誤解
  (1). 経営者の意思決定の『代替』ではない(意思決定の強力な『支援』の仕組み)
  (2). プロジェクトマネジメントの手法ではない
  (3). デザインレビューではない

4.不確実性への対応としてのステージゲート法の10の工夫
  (1). 不確実性を低減する
     工夫1:積極的市場との対話
     工夫2:フロントローディング
     工夫3:英知を集める
  (2). 不確実性を所与とする
     工夫4:多産多死
     工夫5:多段階プロセス
     工夫6:段階的評価
     工夫7:初期には迷ったら前に進める  
  (3). 不確実性に起因する判断の誤りを所与とする
     工夫8:中止になっても継続の自由を与える
     工夫9:中止テーマに別予算を与える
     工夫10:中止になっても金庫に保存

5.ステージゲート法の成功事例
  ・富士フイルムの例

6.ステージゲート法の全体像
  (1). 骨太のフレームワークを踏まえ具体的な活動にまで翻訳
  (2). ステージとゲートの関係
  (3). ステージゲート法の種類

7.ゲートの運営:ゲートの役割と評価項目
  (1). ゲートの役割
  (2). ゲートにおける評価項目の全体像
  (3). 評価項目I:「プロジェクトの進捗度」
  (4). 評価項目II:「プロジェクトの魅力度」に関する評価項目例
  (5). 各ゲート別評価項目(例)
  (6). 評価項目III:「今後の施策・計画」

8.ゲートの運営:その他の運営
  (1). 誰が評価するか
  (2). 誰が成果物を作るか
  (3). プロセスマネジャー
  (4). 議論のステップ(準備およびゲート会議の進め方)

9.ステージの活動
  (1). アイデア創出ステージ
   - テーマ創出における大きな枠組みの必要性
   - 革新的なテーマアイデアの3つの原料とスパークのための4つの要件
   - 市場知識の強化法:市場・顧客を理解する3軸『TAD』
  (2). その他のステージ
   - 成果物の作り方
   - 情報源・情報収集法

10.次世代のステージゲート法

11.最後に

キーワード ステージゲート 研究開発 採否判断 アイデア創出 意思決定 技術経営 
タグ イノベーション技術経営研究開発商品開発新事業問題解決・アイデア発想
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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