ソフトウェアGNSS受信機の開発と測位計算への応用 〜1人1台PC実習付〜

〜 ソフトウェアGNSS受信機の概要、GPS/QZSでの信号追尾、観測データの算出と測位演算、多周波マルチGNSSへの対応 〜

・高精度な受信機の設計、開発技術に活かすための講座

GPS/QZS信号による位置、緯度、経度、高度の測位技術を修得し高精度、高信頼性な機器設計、開発に活かせ!

*PCは弊社でご用意いたします
*プログラムはお持ち帰りできます

講師の言葉

 実際のGPS/QZS信号(L1-C/A)を市販フロントエンドよりUSB経由でPCに取得し、そのIF(中間周波数)データをPCで処理することにより位置計算まで実施します。
 ただの2ビットのデジタルデータより、緯度、経度、高度まで算出される過程を楽しんで頂ければ幸いです。
 大部分実際のプログラムの説明にあてており、信号捕捉や信号追尾等を実感して頂くことが目的です。上記の信号処理を経て、擬似距離計算、衛星位置計算そして単独測位計算まで実習で行います。配布するプログラムを用いれば、オープンスカイデータであれば、実際の水平精度は常に1−2m程度になります。話しの途中で実際の市販受信機の特徴等もコメントできればと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月14日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・GNSS関連で受信機開発に興味のある方 ・GNSS関連で受信機の中の動作原理を知りたい方
予備知識 ・GPS/GNSSの基礎はあったほうがよい。また以下の教科書を自習されると、本セミナーと通して理解が非常に深まると思います A Software-Defined GPS and Galileo Receiver: A Single-Frequency Approach http://www.amazon.co.jp/Software-Defined-GPS-Galileo-Receiver-Single-Frequency/dp/0817643907
修得知識 ・GNSS受信機の内部の動作がわかる。また実際にアナログデジタル変換されたデータを用いて、観測データ(擬似距離やドップラ周波数、搬送波位相)の算出や測位演算部まで習得できる
プログラム

1.ソフトウェアGNSS受信機の概要
  (1). 解析に必要な機材(前準備)
  (2). フロントエンドの紹介とデータ取得方法

2.実信号(GPS/QZS)での信号捕捉と信号追尾
  (1). 信号捕捉
  (2). 信号追尾
     a.Delay Lock Loop
     b.Frequency Lock Loop
     c.Phase Lock Loop

3.信号処理後の観測データの算出
  (1). 擬似距離の算出
  (2). ドップラ周波数の算出
  (3). 搬送波位相の算出

4.観測データを利用した測位演算
  (1). RINEXフォーマットへの出力
  (2). 単独測位演算

5.多周波マルチGNSSへの対応
  (1). 異なる周波数帯の信号への対応
  (2). 異なる測位衛星(GPS/QZS以外)への対応

キーワード GPS GNSS 測位衛星 QZS 観測データ ドップラ周波数 搬送波位相
タグ 精密機器・情報機器信号処理通信シミュレーション・解析モバイルコンピューティング位置情報GNSSGPS自動車・輸送機車載機器・部品電装品ITS
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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