ロバスト設計手法と最適化設計への応用および設計変更におけるトラブル未然防止〜1人1台PC実習付〜

〜仕様変更による設計や品質の問題解決手法、設計パラメータの調整法、タグチメソッド・応答局面法による最適化手法と留意点〜

環境や様々な変動に対して安定した特性を得る設計手法を修得する講座

設計不具合に起因する「設計変更の見落とし」を回避するロバスト設計・最適化手法を修得し、トラブルを未然防止しよう!
※PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

クルマのリコールの大半は評価の甘さに起因し、クルマの設計不具合95%は設計変更に起因するといわれている。これは自動車メーカに限らず多くのメーカにとって重要課題であり、ロバスト設計手法はその解決手段である。
 本講座では、ロバスト設計手法の概念と手順、自動車メーカなどで普及が進んでいる応答曲面法を用いた最適設計手法、実験手法や試験結果の解析方法などを修得する。
 また部品・材料の変更、部品の生産中止による設計変更、機能改善のための設計変更などの評価試験で犯しがちな判断ミス、それを避ける方法についてもわかりやすく解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月16日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・設計や品質に関する種々の問題解決手法の全貌を修得したい方 ・クレームを未然防止する設計手法を修得したいと考えている設計部門 ・品質保証部門の担当者・指導者・監督者・デザインレビューアーなどの方々
予備知識 ・製品設計、仕様についての基礎的知識
修得知識 ・設計や品質に関する種々の問題解決手法の知識 ・環境や諸条件の変動に対して安定した(ロバストな)特性を得る設計方法 ・設計パラメータのばらつきや公差が特性に及ぼす影響の度合いを見極める方法 ・生産データから歩留まりを向上する最適な生産条件を見つける方法 ・タグチメソッドの2段階設計手法とExcelマクロによるSN比計算方法 ・直交実験を活用して実験回数を大幅に削減する方法および直交実験結果の解析方法 ・応答曲面法の基本概念と応答曲面法の使い方、多変量解析との違いと解析方法
プログラム

1.環境や諸条件の変動に対して安定な(ロバストな)特性を得る設計方法
  (1)ロバスト設計の概要  
     ・安定したロバスト特性
 
2.設計パラメータのばらつきや公差が特性に及ぼす影響の度合いを見極める方法
  (1).設計パラメータ
  (2).交差の特性への影響

3.設計問題を未然防止するロバスト設計手法
  (1).設計の脆弱性に起因する問題の本質と理解
  (2).直交実験を用いた効率的実験方法
  (3).トレードオフ問題などで応答曲面法と活用法

4.演習概要
 ・下記の事例でデータを解析しながら最適解を見つける演習を行う
  (1).ロバスト設計を実現する2段階設計の概念と方法
  (2).ロバスト性を示すSN比の概念
  (3).環境条件を外側配置する直積実験
  (4).タグチメソッドによる最適化手順
  (5).実験回数を大幅に削減する直交実験とその実験結果の解析方法
  (6).応答曲面法の概念、特徴、使用方法
  (7).トレードオフ問題の解決方法
  (8).ロバスト設計手法を組織に定着させるコツ
  (9).変更がもたらすリスクを洗い出す方法
 (10).変更に起因する問題を未然防止する手法

5 .まとめと質疑応答

キーワード ロバスト設計 公差設計 タグチメソッド 直交実験 応答曲面法 設計パラメータ
タグ 機械設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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