他社特許明細書の効率的な読み方と先行技術調査法および侵害回避のポイント 〜演習付〜

〜 特許請求の有効範囲、特許抵触検討の事例、他社特許明細書の読み方のコツ、公開特許情報の適切な調査方法、侵害回避のポイント 〜

  • 図や事例を通して特許の原理や有効範囲を理解し、他社特許抵触検討・侵害回避に活かすための講座!
  • 技術者が他社特許明細書の読むべき項目や意識すべき勘所を基礎から学び、知財部門任せでなく、他社特許対策・侵害回避に積極的に取り組む技術者になろう!

講師の言葉

 技術者が日常の業務において特許情報を読む機会は少なくないと思います。その目的の典型的な例として、他社の特許対策が挙げられます。特許のことだから専門の知財部員に任せておけば良いという考え方も一部にはあるようですが、そうではありません。特許は技術を扱うものですから、その技術に最も詳しい技術者も、他社特許対策に協力することが求められるはずです。しかし、特許明細書の読み方を知らないために、たいへんな苦労をされている技術者が多いのも事実です。
 そこで本セミナーでは、特許明細書の正しい読み方や効率的な読み方を分かりやすく解説します。合わせて、他社の特許対策に欠かせない調査方法や侵害回避方法についても説明をします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月15日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 特許関連実務に携わる、もしくはこれから携わる技術者(研究、設計、開発、生産技術)、特許担当者の方  (自動車、通信、ソフト、機械、電子部品、情報処理、制御、電子機器、化学、食品)
予備知識 特許に関する基本的な知識があれば十分です
修得知識 ・特許明細書の効率的な読み方を習得できます ・他社特許の適切な調査方法を習得できます ・特許回避や技術改良に繋がる新アイデアの発想方法を習得できます  (特許回避のための設計や製造方法は直接扱いません)
プログラム

1. 何のために他社の特許明細書を読むのか
  (1). 自社発明の特許取得の可能性検討
    ・特許による先行技術の把握
  (2). 自社製品の他社特許に対する抵触の検討
    ・特許の有効範囲の把握
  (3). 他社特許の異議申立・無効化の検討
  (4). 他社の特許戦略または開発動向の分析
  (5). 新アイデアを得るためのヒント獲得

2. 特許明細書の読み方
  (1). 特許情報の種類
  (2). 特許明細書の構成と各項目の意義
  (3). 目的に応じた読み方
  (4). 他社特許に対する抵触を検討する際の考え方
  (5). 特許抵触検討の実際例 (ミニ演習)
  (6). 特許明細書の上手い読み方
    a. 特許明細書のどこを、どのように読むのか
    b. 2段階に分けて読む
    c. 発明の5点セットを意識する

3. 翌日から使える他社特許の調べ方
  (1). 公開情報の入手方法
  (2). 様々な特許調査の手法
  (3). 目的に応じた調査方法
  (4). コンピュータ検索による効果的な調べ方
    ・特許情報プラットフォーム:J-Plat Pat
  (5). 特許マップによる分析

4. 他社特許の回避方法
  (1). なぜ他社特許の回避が必要か
  (2). 他社特許を回避するために必要なこと
  (3). 回避アイデアの効果的な発想法
    a. ロジカルシンキング
    b. ラテラルシンキング
  (4). 他社特許回避の発想演習
    ・例題:情報システム
  (5). どうしても他社特許を回避できない場合の対応策

キーワード 他社特許 先行技術 有効範囲 他社特許回避 異議申立・無効化 特許抵触検討 パテントクリアランス
タグ 特許・知的財産研究開発
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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