クリーン化・異物対策の実践ポイントとその事例

〜 クリーン化の原則、設備・装置・備品と取扱い、静電気対策、クリーン化活動の定着 〜

  • クリーンルームの有無に関わらず、費用をかけず異物対策に取り組む方法を紹介する講座!
  • 厳しさが増すクリーン化要求に応じるためのポイントを学び、効果的な異物対策、現場のクリーン化活動定着に活かそう!

講師の言葉

〜テーマの狙い〜
モノづくりとして、高付加価値の製品を実現する高精度・高密度品の製造では、異物の存在が問題となります。特に目に見えない微細な異物については、異物対策に対する知識と技術が必須です。また、食品・医療関係の現場においても異物対策を欠かすことは出来ません。本講では、異物を対策するクリーン化活動について、活動を実践する立場から、種々の事例を基に具体的な活動のポイントを説明します。

〜講師コメント〜
本講では、目に見えない程度の現場レベルで行う「金を掛けず、知恵をだして」推進する異物対策を対象としたい。クリーンルームは無いがもう少し異物の影響を減らしたい。クリーンルームはあるが異物対策をもう一歩進めたい。具体的にどの様な活動をすればよいか分らない。掃除の仕方や道具を知りたい。クリーン化活動を継続・定着させたい・・と言った方々にこれまでの経験で得た具体的な事例がお役に立てば幸いである。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年01月08日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 特に指定はありません (自動車、機械、電気、電子、食品、製薬、医療など異物対策を必要とする業界の方)
予備知識 特に必要ございません
修得知識 1)数μmから数mm程度の微細な異物を対策するクリーン化技術の基礎と、具体的な注意事項・ノウハウの習得 2)クリーン化活動を継続・定着させる為の組織的な活動法
プログラム

1. 日本の製造業を取り巻く環境とクリーン化の必要性

2. クリーン化技術と異物対策のポイン
  (1). 目に見えない異物の特徴と挙動
    a. 微細な物体の動きに影響を与えるもの
    b. どの程度の気流で金属異物は動くか
  (2). クリーン度の規格とは
  (3). クリーン化を進めるキーワード:クリーン化4原則
     〜異物の持ち込み・発生・貯め込み防止と排除〜
  (4). クリーン化のための設備・装置・備品と取扱いのポイント
    a. クリーンルーム
     〜種類、構成、設備、材料と気流の管理〜
    b. クリーンルーム内に設置する製造装置、部品
    c. 人の行動と人にまつわる用品
     〜防塵衣、靴・手袋、など〜
  (5). クリーンルームを使わない(一般室での)クリーン化
  (6). 静電気対策
    a. 静電気入門
    b. 静電気管理の原理
     〜発生・持ち込み防止と除電〜
    c. 静電気管理手順と材料・用具
  (7). クリーン化活動
    a. 組織
    b. 異物の可視化
    c. 清掃活動と清掃の為の道具
    d. 設備保全活動
    e. クリーン化対策実践事例

3. クリーン化活動の継続と更なる発展のために
  (1). 見える化による意識改革   
  (2). 5S・改善・小集団活動との結びつき
     〜ハインリヒの法則と常に進化する「当り前」〜
  (3). 知恵出しのプロセス(SECIプロセス) 
  (4). 定着化

4. まとめ

キーワード クリーン化 微細異物 金属異物 クリーン化4原則 クリーンルーム 静電気管理 清掃活動
タグ クリーンルーム生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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