• 2016年01月15日(金) 10:30 ～ 17:30

１．めっき技術
　　(1). めっき膜の形成機構
　　　　a. 電析膜の形成
　　　　b. 還元剤を用いるめっき膜の形成機構
　　　　c. 置換めっき膜の形成機構
　　(2). めっき膜の構造制御理論（電析、無電解めっき、置換めっき）
　 　　 a. 純金属めっき膜の構造
　　　　b. 合金めっき膜の構造は金属の状態図に密接に関係する
　　　　c. アモルファスめっき膜の形成と構造
　　　　d. めっき膜中への水素の混入機構と、膜中の水素の挙動
　　　　e. 新説密着の理論
　　　　f. 膜歪（膜応力）の発生機構
　　　　g. 異常現象（焼け、膨れ、ピット、ピンホール、ノジュールなど異常現象など）

２．金属腐食と防食の理論と防食技術
　　(1). これまでと全く異なった金属腐食理論（カチオン作用、アニオン作用）
　　(2). 局部電池、応力腐食、粒界腐食、ガルバニック腐食、すきま腐食
　　(3). 腐食・防蝕の理論と防食技術

３. 新説 金属学が説く電池の発電機構
　　「電池」は金属が溶解(腐食)し、その時余った電子が対極へ流れ、そこで何らかのものが析出（めっき）する機構を利用するものである。講師は金属の溶解について、めっきについても金属学をもとに全く新たな理論を発見した。

４．クロメート処理の形成機構と物性および防食効果
　　(1). クロメート膜の形成機構
　　(2). クロメート膜の構造と物性
　 （3）. クロメート膜の防食効果

５．　トラブル対策Ｑ＆Ａ
　　　　・腐食トラブルとめっきによる防蝕技術について、事例を挙げて解説致します。
　　　　　また、事前に頂きましたアンケート（ご相談）への回答も行います。

日本テクノセンター研修室