モーションセンサ技術の基礎と各種アプリケーションへの応用

〜 モーションセンサの種類・動作原理、モーション信号処理と信号解析、モーションセンサを応用した組み込みシステムの設計 〜

  • 小型・薄型・高精度化が加速するモーションセンサ技術を修得し、各種アプリケーションや応用機器開発に活かすための講座
  • モーションセンサの基礎から各種アプリケーション事例までを修得し、製品開発に取り入れよう!

講師の言葉

 近年のマイクロ加工技術の急速な進展により、小型でありながら高精度なモーションセンサが広く普及しつつあります。その中でも、加速度センサ並びに角速度センサは携帯電話等のモバイル機器への搭載が進んでおり、様々な応用アプリケーションの開発が行われています。
 その一方で、モーションセンサより得られる信号には、直感的に解釈することが困難な情報が含まれていることが多く、センサの特性そのものに加えてモーション信号が有している本質的な意味を考えていくことが重要です。そこで、本セミナーではモーションセンサの基本的な性質から出発し、具体的なアプリケーションのもとで実践的なモーションセンサ応用について解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年03月15日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・モーションセンサを応用したアプリケーションやサービスの企画、設計、実装に携わられている方 ・モーションセンサのアプリケーションやサービスへの応用をご検討中の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・加速度ならびに角速度センサをはじめとしたモーションセンサの基本的な使用方法 ・モーションセンサを応用した組み込みシステムの設計手法 ・モーションセンサ応用アプリケーションの開発を行う際の実験計画立案とその実施方法
プログラム

1.モーションセンサの基礎
 
(1).モーションセンサの種類と動作原理
 (2).加速度センサの基本的な特性
 (3).角速度センサの基本的な特性
 (4).モーションセンサのキャリブレーション
 (5).モーションキャプチャとの比較

2.モーション信号処理
 
(1).組み込みシステムにおけるノイズと対策
 (2).組み込み向けプロセッサによる信号処理
 (3).ワイヤレスデータ通信

3.モーション信号解析
 
(1).運動パラメータと物理的な意味
 (2).ベクトル軌跡長とその特性
   a.加速度軌跡長
   b.角加速度軌跡長
 (3).モーション認識処理

4.モーションセンサ技術を使用した各種応用アプリケーション
 
(1).ヘルスケア分野(ヘッドホン型バランス感覚測定器)
   a.体重心動揺検査との比較
   b.バランス感覚の状態を表す運動パラメータの選定
   c.日常的なヘルスケアモニタとしての応用
 (2).ウェアラブル分野(腕時計型ギター演奏学習支援システム)
   a.演奏技巧と演奏運動との関係性
   b.モーションセンサによる演奏技巧習熟度推定

5.モーションセンサ応用のポイント
 
(1).モーションセンサを取り付ける位置と方法
 (2).アプリケーションに必要な計測範囲と精度の見積もり
 (3).モーションデータの解析
   a.動画撮影データ等との照合
   b.3軸角速度データの解釈について
   c.有用な運動パラメータの導出
 (4).効果的なユーザテストの実施

キーワード モーションセンサ 加速度センサ 角速度センサ モーションキャプチャ  センサ 相対測位 絶対測位
タグ イメージセンサセンサ機械構造物
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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