自動車の乗り心地評価とシート開発・設計への応用

〜人体の計測・評価法と乗り心地の設計および最新開発事例〜

乗り心地、快適性が求められる自動車用シートの開発設計技術について、事例を挙げて解説する講座

・シート開発の要素技術を学び・安全かつ快適なシートを開発するための技術を学ぶ特別講座!

講師の言葉

 自動車の安全性は、我々の日常生活における種々の交通手段のなかでも最重要の課題であります。また、長時間の運転や乗車が増加している今日では、ドライバーは疲労や眠気に打ち勝ち、乗員に対しても疲労などを減少させるため、乗り心地、快適性が重要な課題となっており、自動車シートが果たす役割は非常に大きいと考えられます。
 そこで、今回のセミナーは、シートの振動と乗り心地、乗車時の人体の挙動、生理指標の計測、シートの評価そしてシートの開発事例などを交えて、シートの開発に必要な項目について紹介します。自動車の安全性、快適性の向上を目指す技術者にとっては不可欠のテーマです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月09日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・乗用車、バス、トラック、電車などの車両、航空機、船舶など輸送機器の運転席、シートにおいて研究開発、設計、評価に関わる方 ・農機、建機などの研究開発、設計に関わる方 ・座ることを目的とした医療・福祉機器、家具等の研究開発、設計、評価に関わる方 (診療台、車椅子、マッサージチェア、椅子、ソファーなど)
予備知識 ・業務にてシートの研究開発や設計に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・シートの振動 ・人体の挙動計測 ・生理指標の計測 ・シートの設計における基礎知識
プログラム

1.シートの振動と乗り心地について
  (1). 1自由度振動系モデル
  (2). 人の感覚と評価

2.人体の計測と評価
  (1). 計測器
  (2). 計測と評価

3.シートの概要とシート開発に必要な項目
  (1). 緒言
  (2). シートの座り心地と評価方法について
  (3). シートの硬さと疲労の進行について
  (4). シート上の乗り心地について
  (5). 機械振動系モデルについて
  (6). 直線走行と曲線走行について
  (7). 道路の縦曲線の乗り心地に対する影響について
  (8). 振動知覚について
  (9). 乗り心地評価について
  (10). 不快閾値に関する等感覚曲線について
  (11). 加減速時の乗り心地の設計について
  (12). 曲線走行時の乗り心地の設計について
  (13). 自動車用シートの設計について
  (14). シートの運動方程式の誘導
  (15). 触感について

4.最新のシート開発と自動車用シートの今後の展望
  (1). シートの設計仕様の決定時に考慮が必要な項目
  (2). シート開発事例
  (3). 今後の展望

キーワード シート 振動 人体振動  1自由度 人体計測 座り心地 乗りり心地 機械振動 直線走行 振動知覚 不快閾値 触感 
タグ デザイン人間工学自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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