設計不具合の分析と改善および未然防止の実践事例

〜設計起因不具合の分析と改善の考え方、未然防止の活動事例〜

・FMEAを上手に活用し、設計不具合を未然に防止する仕組みを構築するための講座

設計に起因する改善できずにいた不具合を解決し、市場でのリコールを未然防止するための特別講座!

講師の言葉

 近年、社会の品質意識が変化し、消費者保護の観点から市場対策費用は著しく増加している。最近の品質問題を分析してみると、ほとんどの問題が既知の原因によるものです。
 設計段階で気づけば、初めからお客様の迷惑を回避できたはずであり、大変残念な状況です。これは、社内のノウハウ、不具合事例が共有化され、かつそれらを活用しやすい環境で、充分検討すれば、未然防止できたはずです。
 活用しやすい環境とは、設計者に対し至れり尽くせりの状態にしてやる事です。講師が所属した事業部では、活用しやすい道具を使ってノウハウを共有し、予防品質のしくみを改善することにより再発防止を図ったので紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年11月04日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー
受講対象者 ・ものづくり企業における、品質問題に悩んでいる設計者、設計管理者、品質保証業務の方
予備知識 ・FMEA、デザインレビュー等の知識があると理解が深まります
修得知識 ・改善できずにいた課題解決の糸口が見つかります ・これまでの改善策に足りなかった点がわかります ・現場の真の姿を知るための方法がわかります ・改善のスキル、ノウハウがわかります
プログラム

1. 一般的な設計手順としくみ
  (1).設計手順としくみ
  (2).設計手順としくみの重要ポイント

2. 設計起因不具合の分析と改善の考え方
  (1).発生原因と流出原因
      a. 発生原因
      b. 流出原因
  (2).不具合の分析結果
      a. 発生原因から言えること
      b. 流出原因から言えること
  (3). 改善の考え方
      a. 設計者が気づく技術力のための道具開発
      b. 設計者がFMEA作成時、気づく道具
      c. 審議者がデザインレビュー時に気づく道具
  (4).開発した道具としくみの関係
      a. 道具の守備範囲
      b. 道具としくみの関係

3. 未然防止の活動事例
  (1).気づき能力強化FMEAの道具
      a. FMEA辞書
      b. 気づきのキーワード集
      c. マクロFMEA作成シート
      d. 機能展開FMEA
      e. 道具の使い方
  (2).気づきの道具を活用したFMEAチーム活動
      a. 事前準備
      b. FMEAチーム活動
      c. 司会者注意事項集
      d. 成果

4. 気づきを支える管理のしくみ
  (1).人材育成の改善事例
  (2).マネジメント技術の改善事例
  (3).しくみの改善事例
  (4).しくみを継続的に実施するための節目管理

キーワード 設計手順 設計起因不具合 FMEA デザインレビュー FMEA辞書 マクロFMEA 機能展開FMEA
タグ ヒューマンエラー経営・マネジメント信頼性試験・故障解析設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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