電子部品の腐食メカニズムと防食対策

〜 電子材料・部品の腐食メカニズム、腐食環境の形成、材料・環境・構造面からの対策 〜

  • 電解腐食および結露、塵埃、ガスなど腐食環境の形成要因について理解し、適切な腐食対策に活かすための講座!
  • 電子部品、電子材料における腐食の特徴・メカニズムについて理解し、適切な試験方法、防食を選定し、安全性や寿命の向上に活かそう!

講師の言葉

 腐食メカニズムを知ることで、試験方法、防食対策を選定することが容易になる。本セミナーでは電子材料・部品の腐食防食に関し、まずなぜ腐食が起こるから始め、腐食の特徴・メカニズムについて分かりやすく説明する。
 そして電子材料・部品の腐食にとって最も重要な腐食環境の形成要因に関し、事例を紹介しながら詳細に説明する。そしてこうした腐食を防止するための、材料、環境、そして構造の観点からの対策について分かりやすく解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年02月25日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 電子部品および電子機器の設計・製造・品質管理担当技術者の方
予備知識 特に必要ございません
修得知識 腐食の特徴・メカニズムを理解することにより、腐食防止の対策、腐食促進試験方法を効率的に選択可能となる
プログラム

1. 腐食の基礎
  (1). 腐食はなぜ起きるか
  (2). 腐食速度と腐食確率
  (3). 腐食の電気化学の概要

2. 電子材料・部品の腐食の特徴と腐食のメカニズム
  (1). 腐食の特徴:一般機械構造物との違い
  (2). 腐食のメカニズムを理解する上での水膜下での電気化学反応

3. 電子材料・部品における腐食環境の形成
  〜腐食環境の形成に何が一番重要か〜
  (1). 温度・温度差、相対湿度・露点:吸着・結露による水膜の形成
  (2). 塵埃:毛管凝縮による結露の促進
  (3). 海塩粒子:潮解(化学凝縮)による結露の促進
  (4). 腐食性ガス:許容濃度と硫黄ガスの腐食促進メカニズム
  (5). アウトガス:封止樹脂、接着剤、ゴムに注意
  (6). 電圧:電解腐食・イオンマイグレーションを理解する

4. 電子材料・部品の防食技術
   〜三点からの総合的アプローチ〜
  (1). 材料面からの対策
    a. 電子材料の腐食挙動概説
    b. めっき・コーティングの効果的利用
  (2). 環境面からの対策
    a. グローバル腐食環境と大気腐食マップ概説
    b. 環境遮断
  (3). 構造面からの対策
    a. 腐食環境形成を防止
    b. ケース・封止

キーワード 腐食速度 腐食確率 電気化学 水膜 結露 塵埃 腐食性ガス アウトガス マイグレーション 環境遮断 封止
タグ 表面処理・めっき腐食・防食電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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