精密加工の基礎と更なる高精度化およびトラブル対策

〜加工精度と加工誤差、超精密加工システムの構成、トラブル対策、形状測定と加工評価〜

  • 精密加工の基礎やトラブル対策を修得し、加工精度を高め、誤差のない製品開発に活かすための講座
  • 高精度加工に不可欠な新たな考え方に基づく技術を修得し、高性能・高精度な製品開発に応用しよう!

講師の言葉

 近年、光学機器や電子情報機器の発展に伴い、これらの機器に使われる部品に要求される形状精度が高まっています。例えば、良好な光学面形状が必要とされる非球面レンズ用金型にはナノメートルオーダの加工精度が要求されています。このような加工精度を実現するためには、加工システムの構造、位置決めシステムや主軸等、加工システムを構成する要素、加工測定等、加工に関わる広い範囲の要素について、新しい考え方に基づく技術が必要になります。ナノメートルオーダの形状を実現するためにはどのような技術が必要か、またどのような研究が進められているかを分かりやすく解説したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月22日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 加工・接着接合・材料品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・加工業務に携わる技術者 ・工作機械の開発に携わる技術者および研究者 ・加工のための測定装置やセンサの開発に携わる技術者および研究者 ・金型、自動車部品、機械、精密機器関連の製造や開発に携わる方 ・加工や測定に興味のある方
予備知識 ・特に必要としません
修得知識 ・加工の高精度化を実現するための加工技術、要素技術 ・精密加工と密接なかかわりを持つ測定技術
プログラム

1.精密加工の基礎と高精度化
 
(1).精密加工の基礎
 (2).加工精度と加工誤差
 (3).工作機械の構成要素
 (4).工作機械の誤差要因
 (5).超精密加工システムの概念
 (6).超精密加工システムの構成
   a.ナノ平面位置決めシステム
   b.ナノ鉛直位置決めシステム
   c.熱変形抑制スピンドルシステム
   d.回転工具のためのファストツールサーボ
 (7).超精密加工システム例

2.精密加工のトラブル対策
 
(1).精密加工のトラブル防止技術
   a.プレ測定
   b.ポスト測定
   c.オンマシン測定
   d.インプロセス測定
 (2).オンマシン測定の課題
 (3).オンマシン測定例
 (4).インプロセス測定の課題
 (5).インプロセス測定例
 
(6).形状測定、加工評価の課題
 (7).形状測定、加工評価例

キーワード 精密加工 加工誤差 工作機械 ナノ平面位置決めシステム ポスト測定 オンマシン測定  インプロセス測定
タグ 精密機器・情報機器ナノテクノロジー成形加工精密加工・組み立て位置決め
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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