製品開発におけるコストテーブル作成のポイントと原価低減への徹底活用法

〜コストテーブルの作成ステップ、CAD図面作成とコスト見積、VEと画期的コストダウン〜

  • 図面作成段階におけるコストの見える化と、コストダウンのアプローチ方法について習得する講座!
  • コストテーブルとCAD見積を活用し、設計変更のコストシミュレーションを瞬時に適切に行い、設計・開発段階でのコストダウンに活かそう!

講師の言葉

 一般的に製品のコストは、設計・開発段階でほぼ決定されると言われています。設計・開発段階では、製品の機能・性能を満たすため、設計者は最適な機構・構造を常に追い求めています。コストは重要ですが、いつも後追いになってしまい、ついついコスト高になってしまうのが現状です。
 そこで本セミナーでは、コストの基礎知識と、コストを算定するためのコストテーブルの作り方とそれを活用したCAD見積、さらにコストダウンのアプローチ方法について解説いたします。
 CAD見積とは、設計者がCADで図面を描くと、同時にコストが自動的に見積もれる仕組みです。3D-CADの普及で材料費は体積より求められますが、加工費が一筋縄ではいきません。そこで、CADにコストテーブルの考え方を合体させ、設計者がCADで図面を描くと瞬時にコスト(材料費と加工費)の見える化をCAD見積が実現します。
 コストダウンの近道は、図面を描いたらその場でコストが算定でき、設計変更によりコストシミュレーションができることです。
 これらを実例をもとに解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月10日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 品質・生産管理・ コスト・安全
受講対象者 ・社内で蓄積されたコスト等のデータを有効活用したい大手・中堅企業の製品設計部門、原価企画部門、購買・調達部門、コスト管理部門、その他部門の方
予備知識 特に必要ございません
修得知識 ・原価の基礎知識 ・原価見積の計算方法 ・コストテーブルの作成方法 ・CADでコストを作り込む考え方 ・製品のコストダウンのアプローチ方法 ・機能から攻めるコストダウンの重要性
プログラム

1. コストテーブル作成は原価の中身を知ることから
  (1). 原価見積はどのようにやるか
  (2). 材料費はどのように見積もるか
  (3). 加工費はどのように見積もるか
  (4). 製造原価を見積もってみる

2. 精度の高いコストテーブル作成のステップ
  (1). 使用頻度の多いタイプより作成する
  (2). コストテーブルを作るグルーピング分析
  (3). コスト費を左右する要因を製品図面より分析
  (4). 変動要因のデータ収集
  (5). 主変動要因で行う回帰分析
  (6). 算式の精度アップの進め方
  (7). 実務に即した査定テーブルのレベル決定

3. CAD見積でコストを作りこむ
  (1). 上流段階でのコスト把握の重要性
  (2). CADデータで原価を作り込む
  (3). CADシステムに見積機能を追加する
  (4). CAD見積システムに必要なデータベース
  (5). 製品図面から金型費を見積る考え方

4. 基本機能追求による画期的コストダウン
  (1). 設計改善対象製品の選定方法とは
  (2). 製品のコストダウン余地を分析する
  (3). VE(価値工学)とは何か
  (4). 目的機能追求と機能定義
  (5). 機能評価と改善の方向性を決定する

キーワード 原価見積 材料費 加工費 コストテーブル 査定テーブル CAD見積 機能追求
タグ コストダウン生産管理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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