マーケティングデータの効率的な収集法と効果的な活用・分析への応用

〜最速かつ効率的な価値あるデータの収集方法、定量データの効果的な活用法、フレームワークと分析法〜

  • 価値あるデータの収集方法、データの読み方や分析方法を学び、マーケティング戦略や製品開発に活かすための講座
  • 仮説検証により精度を高めながら、データを効果的に戦略や企画立案に活かそう!

講師の言葉

 マーケティング戦略や施策は実行後でないと良否を判断することはできません。しかし、構想した戦略を検証することによって精度を高めることは充分可能です。そのために定量データを基にして仮説検証するアプローチが有効です。
 ビッグデータ時代、個人でも安易に低価格(無料)で情報を収集することができます。ただ情報が氾濫する中で本当に価値のある情報を見極める能力も求められます。価値あるデータの情報収集方法や、データの読み方、分析方法を学び、マーケティング戦略や施策立案に活かすノウハウを分かりやすく解説していきます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月01日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 研究開発・商品開発・ ビジネススキル
受講対象者 ・商品企画、販促企画、営業企画、事業戦略などの企画業務に携わる方 ・研究開発部門で新商品企画に携わる方 ・エンジニアの知見を集約して画期的な商品を企画したいと考えている方
予備知識 ・ビジネス知識があれば理解が深まります
修得知識 ・説得力のある戦略や企画を立案するスキルが身につきます ・ビッグデータ時代に対応したデータ分析とその活用法が身につきます
プログラム

1.定量データを活用してマーケティングに活かす
 (1).マーケティングは仮説設定が全て
 (2).戦略立案に高度な統計知識は必要ない
 (3).蓋然性の高い戦略を立案するためにはFactに基づいた着眼点が重要となる

2.価値あるデータを最速で効率的に集める法
 
(1).初期仮説を立てる。まずは固定観念をリストアップする
 (2).公的データの入手法と活用方法(総務省統計局)
 (3).民間企業のオープンデータを収集する
 (4).社内のデータを加工し、戦略構築に活用する
 (5).価値あるデータとゴミデータの見分け方
 (6).アンケート調査を実施して1次データを収集する
   a.【Case】シニア世代の固定観念から斬新な仮説を設定する

3.マーケティングに必要な最低限の統計知識
 
(1).定量データと定性データ
 (2).代表値で集団の特性を理解する
 (3).データのバラツキを把握する
 (4).トレンド分析で需要を予測する
 (5).ヒストグラムで集団の特徴を捉える
 (6).相関分析で影響を与える重要な要素を探索する
 (7).比較分析で市場状況をリアルに把握する
   a.【Case】企業のクラウド活用実態から利用促進に影響を及ぼす要因を仮説として設定する

4.マーケティングに活用するフレームワークと分析法
 (1).マクロ環境の分析 → トレンド分析で需要増減に影響を与える要因を検討する
 (2).重点顧客の設定 → ABC分析/パレート分析からプライオリティをつける
 (3).ポジショニング → 散布図を作成してポジショニングマップを描く
 (4).CS分析 → CS調査の結果を活かして重点施策を検討する。(CSマップ)
 (5).価格分析 → PSM分析で顧客受容性の高い価格を設定する
 (6).プロモーション効果測定 → ファネル分析でプロモーションの課題を見出す
 (7).販売分析 → レートシェア分析でチャネル別商品別売れ行きを把握する

5.データ分析を駆使してマーケティング戦略を立案する
 
(1).データ活用力で戦略コンセプトをブラッシュアップする
   a.Who:誰のどんなニーズに着目するか → 比較分析によりターゲットを絞り込む
   b.What:どのような価値を提供するか → 潜在ニーズを探索し価値を創造する
   c.How:どのように価値を伝達するか → ファネル分析からプロモーション施策を立案
 (2).戦略オプションを評価するための着眼点と検証方法
  a.【Case】公的データからターゲット顧客を設定し、戦略のアウトラインを策定する

6.効果的な活用法

 (1).マーケティング戦略での活かし方
 (2).企画・施策立案での活かし方

キーワード  定量データ 定性データ マーケティング トレンド分析 ヒストグラム ABC分析 CS分析  フレームワーク
タグ 統計・データ解析マーケティング営業・マーケティング企画書・提案書
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
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