射出成形金型の基礎と不良対策および期間短縮・コストダウンへの応用

〜金型の基本構造と動作、プラスチック材料の基礎、樹脂流動解析技術と活用事例〜

  • 高品質・低コストな金型設計・製作に役立つ射出成形技術の基礎をエキスパートに学ぶ講座
  • 高品質な金型をつくるための主要技術を修得し、手離れの良い低コストの金型・設計製作および射出成形品の向上に活かそう! 

講師の言葉

 現在、射出成形用の金型の国内生産では、成形品の多機能化、高品位外観などの高いレベルのものが多くなっています。
 これらの樹脂部品の形状や品質を守るためには、金型の構想段階での各担当者間の綿密な打ち合わせが必要です。国内の金型製作のレベルは、このトータルの技術力が高いということだと考えられますが、いまだに同じような不良現象で苦労をしているのも事実です。
 よい品質の金型を作り続けるためには、金型の構造だけでなく、樹脂材料や樹脂の挙動、また成形品の不良現象とその原因まで理解していることが必要と考えます。これらの理解と実践の結果として、手離れの良い、低コストの金型製作が実現できるのではないでしょうか。
 金型全般の理解とCAEなどを利用した、量産までの期間の短縮、不良現象の回避、コストダウンなどいくつかの事例の紹介も含めて説明したいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年10月09日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・射出成形、金型、生産技術などの従事者 ・樹脂製品関連企業の方(自動車部品、家電製品、玩具、日用雑貨、医療器具、樹脂容器、基板、スポーツ用品、食品容器、化粧品、スマホ、レンズ他)
予備知識 ・射出成形、金型などの概略をご存知でしたら、より理解が深まります
修得知識 ・金型構想の理解 ・樹脂部品の設計、金型設計など射出成形の製造技術力の向上
プログラム

1.射出成形用金型について
 
(1). 射出成形金型の種類と目的
 (2). 金型仕様について
 (3). 射出成形の工程

2.射出成形機の動きについて
 
(1). 成形機の動きについて
 (2). 射出成形機の選択

3.プラスチック材料の基礎知識
 
(1). 樹脂材料の特徴
 (2). 樹脂材料の分類
 (3). 結晶・非結晶
 (4). ロットについて

4.樹脂流動解析について
 
(1). 樹脂の流れについて
 (2). 圧縮性について
 (3). 成形工程について

5.樹脂流動解析の活用
 
(1). 目的
 (2). 手順
 (3). 解析での検討項目などについて

6.射出成形品の不良
 
(1). 不良現象について
 (2). 不良対策

7.樹脂流動解析の活用例
 
(1). 事例1:形状変更によるそり低減
 (2). 事例2:金型仕様の変更
 (3). 事例3:ゲート変更による複屈折低減
 (4). 事例4:強化樹脂におけるゲート位置の効果
 (5). 事例5:ゲート位置の最適化

キーワード 射出成形金型 樹脂製品 アンダーカット 公差 ヒケ ショートショット ボイド  ウェルドライン ソリ  プラスチック
タグ 金型材料射出成形
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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