AUTOSARによる車載ソフトウェア開発とその事例および導入のポイント

〜 AUTOSARを使った開発手法、モデルカーを題材にした開発事例、導入のメリット、デメリット 〜

  • 機能安全やECU統合などで必要性が迫られているAUTOSARによる開発のポイントを修得する講座!
  • エキスパートの方からAUTOSARによる実践的な開発技術を修得し、効率的なシステム開発へ応用しよう!

講師の言葉

 車載組込みシステム開発において、欧州ではAUTOSAR仕様に基づいたプラットフォームの導入が進んでいます。AUTOSARは、車載ハードウェアの違いを吸収し、車載アプリケーションソフトウェアの部品化と流通を促進するために、基本ソフトウェア(BSW)とランタイム環境(RTE)の仕様を定義しています。しかし、AUTOSAR仕様に準拠することでオーバーヘッドが大きくなることに加えて、仕様の膨大さや複雑さ、曖昧な仕様や未規定の仕様が多く存在するなどの問題があり、日本国内での導入は進んでいません。そんな中、機能安全やECU統合など、昨今の車載ソフトウェア開発では、新しい要求への対応が必要になり、日本でもAUTOSARの対応が迫られています。
 本セミナーでは、AUTOSARアーキテクチャの全体像や、代表的なコンポーネントである、RTE、OS、COMを中心に、AUTOSARによる車載ソフトウェア開発について解説します。また、マイコン制御が可能なモデルカーを題材として、AUTOSARを用いて開発した事例から、より実践的にAUTOSARについて解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2015年12月14日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している、あるいは予定の方
予備知識 C言語の知識
修得知識 ・AUTOSARの概要を理解できる ・AUTOSARを使うことのメリット、デメリットを理解できる
プログラム

1.AUTOSARとは
  (1). AUTOSAR概要
  (2). RTE
  (3). OS
  (4). COM

2.AUTOSARを使った開発手法
  (1). AUTOSAR説明用サンプルシステム
  (2). VFB実現方

3.モデルカーを題材にしたAUTOSAR-ECU開発事例
  (1). 題材とするモデルカーの紹介
  (2). システム設計、I/F設計
  (3). SWC開発
  (4). ECUインテグレーション

4.AUTOSAR 導入のポイント
  (1). メリット、デメリット
  (2). 導入目的の明確化
  (3). 部分的・段階的な導入
  (4). ソフトウェア・ツールの選定

キーワード AUTOSAR モデルカー SWC開発 ECUインテグレーション
タグ 組み込みソフト自動車・輸送機ECU
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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